気鋭の歴史家が語る関ヶ原合戦の新解釈

 桶狭間合戦、関ヶ原合戦など、いまだ謎多き戦国合戦を最新研究と独自の考察で解き明かす『戦国大変 決断を迫られた武将たち』(発行:(株)日本ビジネスプレス 発売:ワニブックス)​が発売中の乃至政彦。

 今回は『戦国大変』の話に関連させながら、本書の読者から寄せられた「戦国時代」に関する質問に答えていく。

 第5回は関ヶ原合戦当日の石田三成の布陣地について。

 通説では笹尾山に布陣していたとされる石田三成。しかし笹尾山に布陣していたという記述は「江戸時代の文献には書かれていない」と乃至氏は語る。

「石田三成が西軍の総大将であり、東軍との決戦を望んでいたという前提があるならば、笹尾山でも矛盾は少ないかもしれないですね。

 ただ石田三成が西軍の総大将ではなく、東軍との大決戦を望んでいなかったとしたら別の布陣地にいたかもしれない」

 では石田三成の本当の布陣地はどこか。また別の布陣地にいたとすると、その狙いは何か。

 江戸時代の史料を根拠に新たな解釈を提示する。

〈関連動画〉
関ヶ原合戦、石田三成が「非合理な動き」を強いられた理由

動画内容
・関ヶ原合戦布陣地の信憑性
・石田三成はどこに布陣していたのか
・石田三成の布陣地が覆る意義
・布陣地が変わると関ヶ原合戦が変わる
こちらの動画は以下の商品の中に含まれております。
ご購入いただくと過去記事含むすべてのコンテンツがご覧になれます。
歴史ノ部屋
月額:550円(税込)
商品の詳細をみる

過去のコンテンツも全て閲覧可能な月額サブスクリプションサービスです。
🔰シンクロナスの楽しみ方

 
『戦国の陣形』『謙信越山』で話題を集めた歴史家・乃至政彦の最新記事が読めるコンテンツ。上杉謙信や織田信長ら戦国武将を中心に、最新研究と独自考察で戦国史の謎を解き明かす。また、歴史作家や歴史が好きな有名人との対談や、歴史トピックスへの見解を動画や音声でお届け。歴史ファンならずとも楽しめるコンテンツ満載です。
現在は『ジャンヌ・ダルクまたは聖者』を連載中、『謙信と信長』(全36回)『光秀の武略に学ぶ』(全8回)など長編もお読みいただけます。

無料動画を見る
・【乃至政彦×小和田泰経】徳川家康は「金陀美具足」を着ていない?
・【乃至政彦×河合敦】鎌倉時代の始まりって結局何年?
ログインしてコンテンツをお楽しみください
会員登録済みの方は商品を購入してお楽しみください。
会員登録がまだの方は会員登録後に商品をご購入ください。