歴史の魅力を伝えるには?

研究論文、TV番組、漫画、書籍、音声、講座など、歴史の楽しみ方や学ぶ機会が増えているが、それぞれの特色や役割は何か?また伝え方の工夫や調査方法にどれほどの違いがあるのかーー。

今回の「歴史ノ部屋」は、そんな疑問に迫るべく、「歴史家」と「歴史小説家」それぞれの表現方法で人気を集める二人が対談!

著書『敵は家康』(アルファポリス)や『疾渡丸』(中央公論新社)が人気の歴史小説家・早川隆氏をお招きし、『謙信越山』『戦国大変』などを刊行した歴史家・乃至政彦とともに、歴史の魅力、歴史を描く面白さについて語り合ってもらった。

第3回となる今回は、「大河ドラマ」をテーマに、主人公にすると面白い武将や、乃至先生が調査している小田氏治を演じるなら誰かなど、歴史界を盛り上げるお二人のコアな歴史談義をお届けする。(全3回の3回目)

著書『敵は家康』(アルファポリス)や『疾渡丸』(中央公論新社)が人気の歴史小説家・早川隆氏をお招きし、『謙信越山』『戦国大変』などを刊行した...続きを読む
著書『敵は家康』(アルファポリス)や『疾渡丸』(中央公論新社)が人気の歴史小説家・早川隆氏をお招きし、歴史小説の書き方や、それぞれの立場から...続きを読む
●出演

早川隆
(歴史小説家・ゲスト)
 1966年広島で生まれる。インターネット業界勤務を経て、2019年より執筆活動を開始 最初の長編『礫』(つぶて)が、第6回アルファポリス歴史時代小説大賞の特別賞となり、『敵は家康』(アルファポリス)と改題の上、2022年2月末に刊行


乃至政彦
歴史家。著書に『戦国大変 決断を迫られた武将たち』『謙信越山』(SYNCHRONOUS BOOKS)、『上杉謙信の夢と野望』(KKベストセラーズ)、『平将門と天慶の乱』『戦国の陣形』(講談社現代新書)など。そして2025年2月には日本史の専門家でありながらフランスの英雄の実像に迫った『ジャンヌ・ダルクまたは聖女の行進』を刊行。また書籍監修や講演活動なども行なっている。1974年生まれ。高松市出身、相模原市在住。
 
WEB版&電子書籍『ジャンヌ・ダルクまたは聖女の行進』を始め、多くの歴史コンテンツを楽しめる乃至政彦「歴史ノ部屋」の詳細はこちら
 

動画内容

歴史小説家が大河ドラマで描いてほしい人物は?

2026年大河ドラマ『豊臣兄弟』では「豊臣秀長」というあまり語られてこなかった人物に焦点をあてた作品になる。そこで今後の大河ドラマでフォーカスされると面白いと思うマニアックな偉人を歴史小説家の視点でチョイスしてもらった。

大河ドラマの影響力

大河ドラマの演出が歴史界に与える影響力について。

「戦国の不死鳥」小田氏治を大河ドラマで描いたら?

もし乃至先生が連載している『戦国の不死鳥 小田氏治』が大河ドラマになったらどんなストーリーに?小田氏治役は誰がいい?

『戦国の不死鳥 小田氏治』で描きたかった「史実」と「魅力」

乃至先生が小田氏治を調べてわかった新事実、そして歴史を調査し、描く上で意識していることについて。

史実、フィクション...それぞれの歴史の描き方

歴史家と歴史小説家、それぞれの立場が歴史界に与える影響とは?乃至先生が歴小説から学んでいる技術と視点とは?

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