【風間八宏】「指導者は“人に伝える技術”が必要」

◾️今回のテーマ
岡崎慎司×風間八宏「日本オリジナルを育てる意味」(前編)
◾️ゲスト
風間八宏さん(セレッソ大阪アカデミー技術委員長、南葛SC監督)
◾️配信内容
・日本のアンダーカテゴリーの現状
・日本の学校システムを変える
・「組織ありき」ではなく「人を育てるありき」
・『スペトレ』で変えたいこと
・選手の時間を共有できれば成功率も上がる
・『風間塾』ではサッカーの原理原則を伝える
・指導者は「人に伝える技術」が必要
・技術の6項目「止める・蹴る・運ぶ・受ける・外す・見る見ない」
・伝える技術の3つの軸「映像化・デモンストレーション・言語化」
・指導者の資質とは?
◾️視聴時間
23分35秒

 今回のdialogue w/は、セレッソ大阪アカデミー技術委員長兼南葛SC監督の風間八宏氏をゲストに迎え、日本サッカー育成の課題について徹底議論する。

 風間氏は、これまでJリーグ川崎フロンターレや名古屋グランパス監督を務め、現在はセレッソ大阪アカデミーの技術委員長として次代の選手・指導者育成を担っている。

 現在アジアカップに参戦中の日本代表メンバーのなかで、風間氏から直接指導を受けたことのある選手は、谷口、三笘薫、板倉滉、伊藤洋輝、菅原由勢の6人だ。今回のメンバーには選ばれていないが、田中碧、相馬勇紀なども風間チルドレンのその一人である。2020年12月からはセレッソ大阪の技術委員長を務め、そこでもまた、続々とアンダーカテゴリーの代表選手が育っている。

 そんな育成のプロから見た、日本サッカー育成の問題点、世界とのギャップはどこにあるのか。そのほか、風間氏が『スペトレ』『風間塾」で教えていること、指導者に必要な『人に伝える技術』など、岡崎慎司が日本サッカー育成課題に取り組む”風間改革”に迫るーー。ぜひご覧ください(全2回の1回目)。

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風間八宏(かざま・やひろ)
セレッソ大阪アカデミー技術委員長・南葛SC監督兼テクニカルディレクター
1961年10月16日生まれ、静岡県出身。
清水市立商業(当時)、筑波大学を経てドイツで5シーズンプレー。
帰国後はマツダSC(サンフレッチェ広島の前身)入り。
引退後は桐蔭横浜大学、筑波大学、川崎フロンターレ、名古屋グランパスの監督を歴任。
現在はセレッソ大阪アカデミーの技術委員長を務め、全国でサッカー選手、サッカーコーチを指導。今季より関東1部の南葛SCの監督兼テクニカルディレクターに就任。
 

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