乃至政彦先生から読者のみなさまへ
どうもこんにちは乃至政彦です。今回から始まりました『謙信と信長』。
この連載では、最終的には2人が戦ったといわれる「手取川の合戦」。ここに至るまでの流れと、そしてこの合戦の実態・実相を描くことを目的としております。
上杉謙信と織田信長が特に重要な関係に至ったのは、武田信玄の「西上作戦」の頃からでした。武田信玄最後の上洛と言われています。
この頃からこの2人は、非常に密接に連絡をとり合いながら真剣に対策を取り合っていく。
ここからどうして、やがて二人は戦うことになったのか。
その流れを追いながら、謙信と信長という非常に個性的な戦国大名の人物像を掘り下げ、その力量・性格とを見比べながら、なぜ手取川合戦が起こったのか。
そして、その本当の姿はどういうものだったのか。
これらを追っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。