【モラス雅輝】「セカンドチームは、選手を育てる場所であって、若い指導者の育成の場所ではない」

「岡崎慎司 w/ 欧州指導者組」
現地指導者に聞く
「育成戦略〜セカンドチームの必要性・クラブの作り方」(後編)
ゲスト:モラス雅輝さん(SKNザンクト・ペルテン(オーストリア2部テクニカルディレクター
全3回 内容
前編 なぜ欧州はセカンドチームを持っているのか?←配信中
後編 セカンドチームを持つメリット・デメリット←今回
<テキスト解説> モラス雅輝氏が語る「育成戦略〜セカンドチームの必要性・クラブの作り方」
👇後編・配信内容👇
・セカンドチームのメリットを可視化するには?
・調整力・人間教育のノウハウがある指導者を置きたい
・若い選手の出場機会を第一に考える
・オーストリアやドイツではセカンドチームは必要不可欠
・セカンドチームを持つことはJクラブのマスト
・セカンドチームは育成の実績がある指導者を置くべき
・トップで戦うための一番最後の準備段階
・オーストリアのように最高2部まで昇格を許すべき

👇後編・視聴時間👇
31分26秒

 今回のdialogue w/は、SKNザンクト・ペルテン(オーストリア)テクニカルディレクターを務めるモラス雅輝氏との対談後編。

  前編では、欧州においてセカンドチームを持つことは育成戦術のスタンダードになりつつあり、とくにオーストリアなどでは、セカンドチームを持つことが義務化されていることをお伝えした。

 モラスいわく、セカンドチームの第一の目標は「選手を伸ばすこと」だと強調する。また、指導者ライセンスコースでも、「若い選手の出場機会を第一に考える。プレーヤーズファーストではなく、プレーヤー成長ファーストを考えることが大事」(モラス氏)との見解を示しているという。

 岡崎選手は自身の過去を振り返り、「プロ1年目はJリーグ最後の1試合出ただけだった」と話したうえで、「欧州を見ても、Jリーグがセカンドチームを持つことは必須になってほしい」と断言する。

 一方、指導者育成の視点から考えた場合、セカンドチームにはどんな監督が適任なのか。セカンドチームは若手の指導者にとってどんな場所なのかーー。

 後編では、セカンドチームの監督に求められる資質などについて徹底議論する。ぜひご覧ください(全2回の2回目)。

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モラス雅輝(もらす・まさき)
1979年生まれ、東京都出身。
現・SKNザンクト・ペルテン(オーストリア)テクニカルディレクター。
16歳でドイツへ単身留学。怪我の影響で1997年にサッカー選手から指導者に転身。
ブンデスリーガ・スポーツマネジメント・アカデミーにアジア人初の入学・卒業。
過去に所属した組織はFCレッドブル・ザルツブルク、オーストリア・サッカー協会、浦和レッズ、SVホルン、FCヴァッカー・インスブルック、ヴィッセル神戸など。
ドイツ、オーストリア、日本の3カ国にてサッカー監督・コーチ・ディレクターとして活動(優勝6回・昇格5回)。

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