「下剋上の代名詞」「孤独」と言われる謙信の父の生涯

「戦国最強」「義の武将」として、抜群の人気を誇る上杉謙信。

 これまで歴史ノ部屋では、関東遠征の実相から謙信の本当の人物像に迫った『謙信越山』で注目を集めた歴史家・乃至政彦氏に、武田信玄や織田信長ら、戦国時代の強者たちとの戦いの記録や、「敵に塩を送る」をはじめ、「義の武将」の人物像を物語る逸話を史料をもとに紹介、再検証してきた。

 前回の動画特集では「上杉謙信の逆臣」を配信していたが、今回からは視点を変えて「上杉謙信の家族」をテーマに、戦国最強武将への影響を解説いただく。

 

 第1回は「父・長尾為景」。

 主君に当たる越後守護を3代にわたって攻めたことからついた「下剋上」のイメージ、若くして経験した様々な裏切りからくる「孤独」な人物像ーー。

 長尾家当主になってからの波乱の生涯を紹介しつつ、林泉寺や史料に残る和歌や、禅問答の逸話から為景の「孤独な」人物像に迫り、加えて、昨今注目される一次史料『越後過去名簿』から、揺れている謙信の父の没年について、乃至先生の見解をお話しいただく。

【動画内容】(再生時間:29:38)
・謙信誕生前の上杉家と長尾家の関係性
・長尾為景の活躍
←本意ではない下剋上
・長尾為景の人物像
←長尾為景の孤独を示す2つの和歌
←長尾為景の人物像を示す2つの禅問答
・長尾為景が息子・上杉謙信に与えた影響

【上杉謙信の家族】
第1回「父・長尾為景」 今回
第2回「兄・長尾晴景」(5月12日配信予定)
第3回「母・虎御前と叔母・小少将」(5月26日配信予定)
第4回「姉・仙洞院」(後日発表)
第5回「養子・上杉景虎」(後日発表)
第6回「養子・上杉景勝」(後日発表)

※配信予定が一部変更になる場合がございます。
著者プロフィール
乃至政彦

歴史家。著書に『謙信越山』『戦国大変 決断を迫られた武将たち』(SYNCHRONOUS BOOKS)、『上杉謙信の夢と野望』(KKベストセラーズ)、『平将門と天慶の乱』『戦国の陣形』(講談社現代新書)など。また書籍監修や講演活動なども行なっている。1974年生まれ。高松市出身、相模原市在住。

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