【「戦国」を読む! 目次】
(1)【解説】歴史家が読み解く、本当の「陣立書」
(2)【解説】なぜ武田信玄は「前例のない陣立書」をつくったのか?
(3)【解説】戦国大名の「用兵の思想」を読み解く基礎知識
(4)約10倍の兵力差を覆した、「河越合戦」の真実を検証・解説 ☜今回
  
・日本三大奇襲の一つ「河越合戦」には、黒幕がいた

日本三大奇襲の一つ「河越合戦」には、黒幕がいた

 今回から前後2回に分けて、いわゆる「河越合戦」をテーマにお話しさせていただければと思います。

 まず本日第1回は、軍記と二次資料に書かれた「河越合戦」、一般的には河越夜戦とも言われているこの合戦の様子についてお話したいと思います。

 天文15年、西暦で言うと1546年。武蔵河越城というところが大群に囲まれました。

 囲んでいるのは、上杉軍と、関東公方の足利軍だったと伝えられています。通説・俗説だと、この軍勢は8万もしくは10万以上だったと言われてます。

 軍記などでは確かにものすごい大群で囲んでいるということが強調されて書かれていて、中でもこれを主導していたのは、山内上杉家の当主・上杉憲政だったと言われてます──(つづきは動画へ)

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