
「どうすれば日本から世界基準のFWは生まれるのか?」
リバプール遠藤航、バイエルン伊藤洋樹、トッテナム高井幸大、昨シーズンまでアーセナルに在籍した冨安健洋など、守備的な選手がビッグクラブへとステップアップするまでに評価を高め、三笘薫、久保建英といった注目度の高いアタッカーが生まれている。
さらにはGKは鈴木彩艶が台頭、中盤の攻撃的な選手には守田英正、鎌田大地といったトップリーグで結果を示した選手も多い。
「次は、ストライカー」
日本サッカーが前進するために必要な「スコアラー」は生まれてくるのか? 本企画では、「世界基準のFW」を考察。
昨シーズンブンデス2部・マグデブルグで分析官を務めた桝谷至良氏とともに2024-25シーズンのトップスコアラーをベースに、その特徴、背景、必要な条件について分析する。
気鋭の分析官が浮き彫りにした世界基準のストライカーたちの特徴とは?
世界基準との差
日本人選手が世界基準のフォワードとなるには何が必要か?
ヨーロッパでも日本人フォワードとして得点を重ねる選手は増えてきています。しかし、昨シーズンの得点数を見ても日本人トップが町野修斗選手(キール→ボルシアMG)の11(うちPK2)、上田綺世選手(フェイエノールト)が7、小川航基選手(NEC)が7と、「世界基準のフォワード」といえるまでには及んでいません。
今回は「世界基準のフォワード」までの差について考察していきたいと思います。本稿は「岡崎慎司 dialoguew/ Forum」で香川真司選手ら世界を知るメンバーの議論の中心になった分析とその図解をもとに構成しています。
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