人間関係は「ウェルビーイング」で変えていく

 前編では、幸福度が高い人は何をしているのか?について「人の幸福」を研究している矢野和男氏に語っていただいた。

 データを使って「幸せを数値化」するために、名札型ウェアラブルセンサを開発した矢野氏は、行動データやシステムを使ってウェルビーイングな社会を実現していく。

※ウェルビーイング(Well-being):個人の権利や自己実現が保障され身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。(厚生労働省による定義)
「ウェルビーイング」に取り組む企業は約5割。〝幸せに働くため〟に、実現すべきこととは?

 矢野氏が取り組むウェルビーイングな状態とは、環境や制度によって与えられるものではなく、「置かれている環境の中で自分で見つけていくもの」であるという。

幸せな人こそ、AIを使いこなせる?

 またAIがある世界で人は幸せになれると答え、その根底には「幸せ」があると語ってくれた矢野氏。人間の仕事を奪うとも言われるAI。どのように活用すると人の幸せを実現できるのか?

 後編となる今回は、そんな「幸せはスキルで手に入れる」を実現するための可能性を考えていく。

 動画内容 
再生時間:20分11秒
データの裏側【5】<後編>
〇幸せをデータで捉える。
〇ウェルビーイングはなぜ注目されるのか?
〇ウェルビーイングをどう実現する?
〇AIは人を幸せにする?

 キーワード 
プロンプトエンジニアリング

プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)は、ChatGPTなど自然言語処理で重要となるAIに対して適切な質問や指示(プロンプト)を与えるための技術。

API
アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の略称。システム同士をつないで機能や仕組みを共有するための窓口。

 使用したデータ 

アステリア社「ウェルビーイング活動と企業業績に関する実態調査」
アステリア株式会社が実施した企業におけるウェルビーイング取り組みの実態調査(サンプル数500社)。ウェルビーイングに何らかの形で取り組んでいる企業は合計49%であり、これらの結果から企業の業績成長と相関関係があることもわかった。

ベネッセコーポレーション社「ChatGPTの利用に関する意識調査」
株式会社ベネッセコーポレーションが全国の小学3年生から小学6年生とその保護者1032組に、ChatGPTの認知、利用経験や今後の利用意向、利用する上で大事だと思うことなどについてのアンケート調査。

ゴールドマンサックス社「The Potentially Large Effects of Artificial Intelligence on Economic Growth」
米投資銀行ゴールドマンサックスが人工知能(AI)によって、3億人の仕事が奪われる可能性があることを発表した調査報告書。

 ​これまでの【データの裏側】

  テーマ
#0(全3回) 物価上昇と給料
#1(全1回) 少子化問題
#2(全2回) 世論調査
#3(全2回) ランキング調査
#4(全4回) データ分析

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