平石洋介が振り返る中高時代と育成論

 プロを目指した中高時代、平石洋介はどんなことをし、考えてきたのか。そして、いま振り返る「やるべきこと」とは何か?

 2022年3月11日に行われた平石洋介さん配信Liveの全編動画です。「正解のない指導論」の意味、中学時代やPL学園時代の練習、育成年代の指導について話しています。また、配信中に視聴者の方からいただいた質問にも答えていただきました。

内容紹介収録時間:1時間22分49秒)
【前半】
・3.11に対する想い
・「正解のない指導論」の意味
・これからの指導に必要な「伝える力」

【後半】
・中学生から「考えて野球をやる」
・​小中学生には野球以外のこともやってほしい
・PL学園の指導観
・ゲッツーが良い時・悪い時
・あえてダメな打ち方を練習する

[質問]
・1日どれぐらい練習していましたか?
・中高で勝たせようとするチームを作ることは間違っていますか?
・引っ込み思案な子どもが野球を始めたいと言っているが、チームワークに不安
・​左利きは指導しにくいか
・手本になる頭の良いプロ野球選手は?

【配信内容を一部紹介】野球以外のこともやってほしい

――(中学校の頃)どれくらい練習していましたか?

平石 当時は硬式のボーイズリーグの八尾フレンドっていうところにいまして、結構強かったんですけど、週に2回休みがあった。だから当時で言うと平日は(練習を)やってた方じゃないですかね。今って平日休むところって結構あるじゃないですか?

――もうほぼほぼそうですね。

平石 僕らのときは週に2回休み。春休み、夏休みは毎日やってましたけど。練習時間で言えば、学校終わってからなので、平日は3時間とかぐらいじゃないですか。4時ぐらいから7時ぐらいまで。

――だいぶ環境は変わってますよね。毎日練習すればいいってことではないからまた難しいところですね。

 

平石 そうですよね。もちろん野球の練習も大事なんですけど、野球以外のこともやってほしいなって思います。特に小学生のところとか特にそうだと思います。中学生もそうだと思いますけど。いろんなことやってほしいなって思って。それがスポーツなのか、昔ながらの古典的な遊びとかでもいいですし。

――鬼ごっととか相撲とかですよね。

平石 そうです。小学生だったらジャングルジムで遊ぶとかでもいいですし、鉄棒、上り棒とか雲梯(うんてい)とかですか。サッカーでもいいですし、いろんなことをやったほうがいいんじゃないかと。例えば昔だったらメンコ投げるとかでもいいですし、なかなかできないですけど川に向かって石を投げるとか。

 そんなことも含めていろんなことをやった方が身体の身のこなしは覚えるんじゃないかな。バランス感覚とかっていうのもそうなんですけどやってほしいなって思います。

――今は川に向かって投げづらいっていうのはあるんですけど。

平石 そうなんですよ。今できないでしょ。だからそこはさすがにやってはいけないことはやってほしくはないんですけど、できる範囲のことでいいので。

 別にサッカーの試合をしろっていうことではなくて、例えばドリブルをする身のこなしだってそう。例えばリフティング、股関節の柔軟性とかいろんなことが身につくかもしれないしと思いますね。

――平石さんご自身は、そういった球技とか遊戯っていうのはやられていたんですか?

平石 もっとやればよかったと思います。球技全般好きだったのでやってた方だと思います。ただ当時はそれをあえてやろうとかは思っていなかったので、なんか自然と(やっていました)。

 僕らのときもゲームありましたけど、僕はそこまでゲームする方じゃなかった。小学校は大分の田舎だったので自然もいっぱいあったし、いろんなことしました。

 中学校は大阪行って、それでも身体動かして遊ぶってことはよくしてました。

――野球の練習ばかりしていると可動域が変わってきちゃいますもんね。

平石 はい。なのでいろんなことをやってほしいと思います。

動画全編では、指導に対する考えや平石さんご自身が受けてきた指導について話しています。是非チェックして見てください!

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