先週もお知らせした通り、9月14日(日)にkokoka京都市国際交流会館で開催された「歴史フェス2025」に参加してきました! 今回はシンクロナス編集部としてブースを出展させていただきました。

 歴史フェスで出展ブースが並ぶのは今回が初の試みとのこと。一体どんな雰囲気になるのか少しドキドキしていましたが、当日は予想以上の大盛況! ほとんどの時間をブースで過ごし、セッションにはあまり参加できませんでしたが、それでも実りの多い一日となりました。

 シンクロナスのブースでは、「オールジャンル」なメディアらしく、地域も時代もさまざまな書籍やコンテンツを販売・紹介しました。専門的な人文書の版元さんも多い中で少し浮いてしまうのでは……と心配もしていたのですが、多くの方に立ち寄っていただけて一安心。

「歴史を楽しみたいすべての人」に開かれたフェスならではの懐の深さを感じました。

「シンクロナス編集部」ブースの様子。無料配布リーフレットは途中で品切れになってしまいました。

 午前中には、『〝中世ヨーロッパ風〟ファンタジー世界を歴史学者と旅してみたら』の著者・仲田さんもブースに来訪。著書にサインをいただきました。仲田さんは午後のセッション8「西洋史研究者がマニアックに語る、中世ファンタジーの楽しみ方」でご登壇されていて、忙しいご準備の合間を縫って立ち寄ってくださったことに感謝です。

 また、比較的空いている時間を見つけて、私もいくつかのブースを訪問しました。ゲームコーナーでは本気で全問正解を狙ったり、趣味に素直にZINEや同人誌を買いあさったり……。「仕事できているのに、こんなに楽しんでしまっていいのかな?」と思うくらい満喫してしまいました。

 ブース撤収後はクロージングセッションへ。会場から挙手でマイクを回し、一日の感想や次回への要望を参加者同士で共有するというものです。同時並行で多様な企画が進むフェスだからこそ、他の方がどんな楽しみ方をしていたのかを知れる貴重な時間。場全体の熱量をもう一度実感できました。

 次回があれば、今度はもっとセッションにも参加してみたいと思います!

 ブースで販売した『〝中世ヨーロッパ風〟ファンタジー世界を歴史学者と旅してみたら』冊子は、シンクロナスでのオンライン販売も予定しています。また、ウェブ連載版や電子書籍版も配信中ですので、デジタルで楽しみたい方はこちらもぜひご覧ください。

乃至政彦
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前日の夜から前乗りしました。フェス会場と宿は平安神宮の近く
しっかりした朝ごはんを食べて、その後は丸1日歴史フェスにどっぷり!

 

(編集・谷本)