木曜日担当の編集です。
先日、フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権に行ってきました。
全日本選手権は何度か行っていますが、ジュニアは初めてで、今回は東京・辰巳アイスアリーナでの開催ということもあり、観戦を決めました。
私はフリースケーティングの日だけに行きましたが、世界でも活躍する実力のある選手が揃っているからか、会場はほぼ満員で、静かな熱気に包まれていました。
結果は女子は島田麻央選手の5連覇、男子は中田璃士選手の連覇で幕を閉じました。優勝した選手だけでなく、綺麗なトリプルアクセルを決めた選手や、惜しくも実力を発揮できなかった選手など、さまざまな想いの残る試合でした。
フィギュアスケートを見る人は競技全体が好きな人、推し選手がいる人、ジュニア選手の場合はご家族やご両親も多くいらっしゃいます。一人ひとりが演技をするので当然ですが、氷上のたった一人(ペアやアイスダンスの場合はひと組)に注目が集まります。
もちろん贔屓はありますが、基本的に全員応援しています。できる技、出来栄えによって点数差は生まれますが、だからこそ、全員がミスのない演技ができるように願い、そうしてその日一番いい演技をした人が優勝する競技だと思っています。
対戦競技のファンにはよくわからない心理、そもそもスポーツなのか?という人もいらっしゃると思います。
主語が大きい話になってしまって申し訳ないのですが、推しだけでなく誰でも応援したくなる、素敵なスポーツだと思っています。
12月4日から日本で開催されるグランプリファイナルが、12月19日からの全日本選手権は来年のミラノ・コルティナ五輪の代表選手を決めるという、大きな試合が続きます。
テレビでも放送があるので、気になる方はぜひ、チェックしてみてください。
