重永瞬

トレースツーリズム~痕跡をなぞる旅

880円(税込)
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🔰シンクロナスの楽しみ方

普段の何気ない道。それは誰かが残した痕跡。ひとたび知れば、景色が変わり、街歩きが特別な旅になる。新しい街歩きガイド。

「歩く」ことは、過去の足取りを「なぞる」こと

【トレース・ツーリズム】
過去の人々が歩いた道や、歴史の舞台を実際になぞる旅。
あの小説の主人公や先祖の足跡、かつての偉人が歩いた街――。
自分の足でたどることで、「歩くこと」そのものが歴史をなぞる特別な体験になる。

 京都大学出身でベストセラー『Y字路はなぜ生まれるのか?』の著者・重永瞬さんが提案するのは、過去の足跡をなぞる新しい旅の形「トレースツーリズム」。

 本居宣長が記した京都の景色を同じ場所から眺めたり、梶井基次郎『檸檬』の舞台を自分の足で歩いたり……過去の人々が見た景色や感じた空気を追体験することで、見慣れた街に隠れた新しい魅力を発見します。

 地図やガイドにも載らない、街歩きの面白さを紐解きます。

〇目次〇

#1 「なぞる」旅の楽しみ方 ―出雲大社に2つの参道ができた理由
・“街歩き”はなぜ人気を得たのか?
・「参道」をなぞると見えてくる風景
・出雲大社の参道の変遷
・時間をなぞる旅「トレースツーリズム」を始めよう
参道をたどると普通に参拝をするだけでは見えてこない風景とは?
#2 「旅日記」をなぞる―国学者・本居宣長はどんな京都を歩いたのか?
・「在京日記」に残された足跡を追う
・本居宣長が何度も訪れた近世京都の様子
・江戸時代の六道まいりにみる“オーバーツーリズム”
・今は「なぞれない」京都の景観
・なぞれるものとなぞれないもの
 
『古事記伝』の著者・本居宣長が足しげく歩いた京都の姿をひも解く!
#3 「小説の舞台」をなぞる―近代の天才作家・梶井基次郎が描く京都
・『檸檬』の主人公はなぜ果物屋に足をとめたのか
・小説の登場人物が歩いたルートをなぞる
・主人公「私」を誘惑した寺町通にある秘密
・京都・寺町通から丸善へに足取りを考察する
・聖地は「線」である
 
名作『檸檬』の主人公の目線で街を歩く新しい街歩き
#4 「思い出」をなぞる―広島への「再訪」がもたらす自分の変化
・思い出をなぞると見えてくるもの
・「トラウマ」は自分の変化を明らかにさせる
・道の記憶には「向き」がある
・同じ道を通る、過去のズレを楽しむ
 
広島での記憶の風景を「点」で表すと浮かび上がること

【購入者限定特典地図】
テラマチ・トレースツーリズム 京都の“ヘリ”をなぞる旅 
11月配信予定

※タイトルは仮題です。予告なく変更される場合がございます。