「戦術を徹底すること」「状況で臨機応変に判断すること」の両立の難しさ

 日本中を興奮の渦に巻き込んだカタールW杯から早くも2ヶ月が経つ。前回の『月刊・遠藤航』PICK UP MATCHでは第2戦コスタリカ戦を振り返り、初戦のドイツ戦に勝利した後の戦い方の難しさや解決策を語った。

【W杯解説】遠藤航「コスタリカ戦は、勝ち点1を最低限取るというイメージが裏目に出てしまった」

 このコスタリカ戦での敗戦後、第3戦ではスペインにまたもや金星を上げ、日本はグループEを首位で突破。ラウンド16ではグループFを2位で通過した、前回大会準優勝国のクロアチアと対戦することになる。

 日本はセットプレーから先制点を挙げたものの、後半序盤に1点を返され90分が終了。延長戦でも試合は動かずPK戦で敗北。日本はまたしてもベスト8の壁を越えられずW杯を去った。

 55分に喫した失点シーンのポイント、クロアチアから再三繰り出された鋭い縦パスに見る日本との差など、この敗戦から浮き彫りになった課題、解決策、カタールW杯・クロアチア戦を通して見えてきた森保JAPANの「最適解」とは?
 
 選手目線からクロアチア戦を、遠藤航が徹底解説する。


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 時間:14分29秒
 ヘッドライン:
・クロアチア戦失点シーンは、どこにポイントがあった?
・クロアチアの鋭い縦パスは技術?勇気?
・日本代表の試合でどんなポイントに注目すれば、選手の意図が見えてくる?
・2023年遠藤航の目標

試合データ

[2022.12.5 カタールW杯ラウンド16]
アル・ジャヌーブ・スタジアム(ドーハ)
        日本代表 1 対 1 クロアチア代表
1PK3
【得点】
日本:前田大然(43分)
クロアチア:ペリシッチ(55分)
【遠藤航】スタメン(フル出場)

【スタメン】

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