INDEX

  1. ・内容紹介
  2. ・Pick Up Match 試合データ
  3. ・【配信内容の一部を紹介】1ボランチ/2ボランチかで動き方は全く変わる
  4. ・その他コンテンツ紹介(無料あり)

1. 内容紹介

「ボード」を使って徹底解説する「Pick Up Match」。
 
 第5回はドイツブンデスリーガ2021-22シーズンの第25節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦(以下、ボルシアMG)を振り返ります。10戦ぶりの勝利を今回は音声で。動画版は来週配信予定です。

 時間:49分8秒
 ヘッドライン:
 ◇「得点」を予言できた理由 
 ◇結果が出ないチームの中にある手ごたえ
 ◇この試合に臨むにあたって
 ◇システムを変えてきたボルシアMGと
 ◇インサイドハーフでDFラインまで下りるという選択
 ◇【1点目】ボールを受けてドリブル、逆サイドからペナルティエリアに侵入しゴール
 ◇【2点目】ボールを受けて落として、受ける。そこから二人をかわして縦へスルーパス
 ◇ハードワークとポジショニング「どこで休むか?」
 ◇数的優位は何のために作るのか?
 ◇試合後半のポイントは「一個頑張って」「時間を作る」
 ◇ゴールを広げて駆け寄った選手は誰!?
 ◇なぜ、0-2から逆転できたのか。戦術は結果である
 ◇試合後の選手たちとの会話とウニオン戦

2.Pick Up Match 試合データ

[2022.02.13 ドイツ・ブンデスリーガ 第22節@メルセデス・ベンツ・アレーナ]○VfBシュトゥットガルト 3 対 ボルシア・メンヒェングラートバッハ

【レビュー】
リーグ戦9試合勝ち星なしの17位シュツットガルトは、13位ボルシアMGとホームで対戦。キャプテンの遠藤はこの日も[4-3-3]のインサイドハーフで出場。2点を先取される苦しい展開のなか、39分に遠藤が今季3点目となる2戦連続ゴールを決めると、ホームチームは息を吹き返して後半2ゴールを追加して逆転勝利。10試合ぶりの白星を手にした。試合後、遠藤はドイツ誌『キッカー』が選ぶブンデスリーガ25節ベスト11とMVPに輝いた。

【スタメン】

【得点】
シュトゥットガルト:遠藤航(38分)、クリス・フューリヒ(51分)、サシャ・カライジッチ(83分)
ボルシアMG:アラサーヌ・プレア(14分)、マルクス・テュラム(35分)

【遠藤航】
スタメン出場(フル出場)

【配信内容の一部を紹介】祝Pick Up Match初勝利!

遠藤 皆さんこんにちは、遠藤航です。今回の月刊遠藤航はPick Up Match5回目ということでメングラ(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)戦を振り返っていきたいと思います。この月刊遠藤航でのPick Up Match初勝利となりました。長かったですね。

――よろしくお願いします。長かったですね(笑)。こういうことを聞く側が言うのは大変申し訳ないですが、いつもこの試合を解説してもらって悪いなって。半分ぐらいは思っていました。

遠藤 はははは。そこは結果はあんまり気にせずというか、結果抜きに自分の考え方だったり、プレーについては伝えてはいましたけど、やっぱり結果を出さないといけないんで、なかなか難しい状況でありましたけど、ついに気持ちよくできますね。

2試合連続ゴール、8番としてのフィーリングが良くなっている

――いいポイントがたくさん話せるとは思うんですが、終わってみると2試合連続ゴール。何より強調したいのが「1/12」で読書の回を録って、この後に配信されるんですけど、その時の最後にですね、前々節の前(第24節ホッフェンハイム戦の前)に(遠藤選手が)「そろそろゴールが取れそうな気がするんですよね」と言っていて。そこから2試合連発。

遠藤 そうですね。自分の感覚間違ってなかったなって(笑)。でも、2試合連続は正直ちょっとサプライズです、自分の中では。

 8番(インサイドハーフ)としてプレーしている中でのフィーリングみたいなのが良くなってきていて、その感覚をもうちょっとやり続けたら点を取れそうだなみたいな感覚が個人的にあって。

 だからそういう発言に至ったし、今回のグラートバッハ戦は流れの中でとったんで、ある意味その8番の感覚が少し良くなってきたのと、ちょっとずつ自分の中でもわかってきたというか、こうやったらこうなるのかみたいなことが。

 ボールの受け方みたいなのも含めて少しずつ良くなってきて。この前の試合は攻守において、その辺の良さは出せたかなって思う。

チームとして、奪った後の前への意識は統一感がある

――ひとつ前の試合から入った方がいいかな、と流れとしては思うんですけど、ホッフェンハイム戦、遠藤さんのゴールで1-0でリードしましたが、85分からアディショナルタイムにかけて2失点を喫してしまいました。試合の見え方的には、やはり締め方だったりとかに課題が挙がることが多かったとは思うんですけど、一方で攻撃の形は結構できるようになっていたというのが、個人的な見立てです。そのあたりの結果とは違うところでの手ごたえを少し伺いたいんですけども。

遠藤 攻撃においては特にボールを奪った後の前の意識みたいなところは、結構チームとしては意思統一されていて、カウンターでチャンスになるシーンというのが結構多かったと思うんですけど、そこら辺はしっかりブロックを引く中で、どうカウンターで攻めるかみたいなところの統一感はあったのかなっていう。

 ただ、最後2失点したっていうところに関して言うと、少し守備的になりすぎたところだとは思うので、ちょっとメングラ戦とは違ったテイストの試合だったかなとは思います。

 個人的なボールを受ける感覚とか、間で受けるとかちょっと落ちるとかここらへんは悪くはなかったと思います。ホッフェンハイム戦も。

残留のためには、どんな相手でも勝ち点を積み上げるしかない

――ということで、外から見れば「厳しいチーム状況」というところで、この3月のシリーズに入りました。残留争いというキーワードが、やはりメディアでも飛び交っていたわけですけども、この試合に臨むにあたってのフィーリングだったりとか、どういうところを意識されたかというところをまずお聞かせください。

遠藤 もう自分たちに集中するしかないので、相手がホッフェンハイムだろうがグラートバッハだろうが、それこそバイエルンだろうがドルトムントだろうが、とにかく自分たちは勝ちを積み上げるしかないっていう。残留するためには。

 もう自分たちにフォーカスするべきだっていう話はチームでのインタビューとかでも言ったりはしてたし。あとはファンも少しずつ入ってきてくれてるので作り出す雰囲気だったりというのはすごく感謝しているし。こういう状況でも。ファンのためにとにかく勝ちたいみたいな思いがありましたね。(続きは、本編で☑)

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