
オランダとの激闘の末、勝ち点1を勝ち取ったサッカー日本代表。親善試合も含めて強豪国と渡り合う「歴代最強」と呼ばれたサッカー日本代表は北中米W杯でどこまで勝ち進めるのか?
日本代表史上初のベスト8超えに必要なことは何か――4年間、多くの識者とともにディスカッションをし、そのポイントを指摘してきた。果たして現日本代表はそのポイントをクリアできたのか?これまでの議論を振り返る。
今回は元日本代表の岡崎慎司さんと酒井高徳選手、ジャーナリストのミムラユウスケさんの鼎談から、岡崎さんがクロアチアに感じた強豪国のメンタリティについて。
失点しても淡々としていたクロアチア
ーー岡崎さんはカタールW杯・クロアチア戦を見てどう感じましたか?
岡崎慎司:メンタル的な話で言うと、クロアチアの戦い方に結構びっくりして
「日本に対して相当日本の事を警戒してる感じ」をもう最初からしてて。
そのクロアチアの焦りのない淡々とした攻撃が「1-0で勝ってるからな」と思わせといて、あのペリシッチのゴールでなんか同点に追いついて、それで一喜一憂しない。
日本はスペインに勝ってドイツに勝ったってもう一喜一憂してて、「クロアチアでこれ乗り越えたらベスト8だ」って……。なんかこう、そこにはすごい差があるなってちょっと感じてしまったというか。
日本は必死にやってるのに対して、クロアチアは「別にここは流しといて」みたいなところもあって。
グループリーグでドイツの相手に隙を生ませて日本が点取ったっていうパターンを、逆にクロアチアがしたみたいなイメージです。
失点も想定してるぐらいの不気味なくらいに落ち着いて見えました。
もしベスト4とか決勝に行くような相手に対しては、警戒してきた中で先制点を取ったら、そのあとどうするか?
そこはやっぱり経験なんだと思います。
ただやっぱりベスト8とか、ベスト4とか、決勝に行くには、そういう相手に勝っていかなきゃいけない。
(本稿は日本サッカー徹底検証#2 岡崎慎司×酒井高徳×ミムラユウスケ〜カタールW杯で見えたヒント(前編)を一部を抜粋し再構成した)
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