脱いでも稼げない「裸のデフレ」の時代、コロナ禍がその状況に拍車をかけた。夜職で働く女性たちが収入を失い、困窮化。性風俗産業は女性の貧困とからめて取り上げられるようになった。 その一方で、稼げる女性と、そうでない女性が二極化しているともいわれている。ではその背景には何があるのか。社会全体で格差が拡大するなか、性の世界にもその影響はあるのか。 本企画では、風俗の世界で働く女性たちへのインタビューを行っていく。記事だけでなく、動画、音声、LIVEなどのイベントを通して、格差が生じる要因を探る。今回は、伊藤美月さん(仮名)#1 不登校だった子ども時代 「私は元々不登校で、勉強もできず、学歴もありませんでした。そんな自分でも、この仕事では、一人で自立して生きていくことはもちろん、自分の好きなことをできるだけの収入を稼ぐことができる。休みも自由に取れるので、時間も自由に使える。今の仕事を改善しながら続けていけば、きっと夢は叶うと思っています」 そう語る美月さん(30歳)は、現在地方都市のソープランドで働いている。働き始めてから4年間、毎月の月収は100万円を切...
