水曜日担当の竹内です。
世間が夏休みのなか、私はリフレッシュをしに大好きな横浜に行ってきました。
港町ならではの海の見える風景や赤レンガ倉庫などの娯楽施設が充実しているのはもちろん、この町の魅力は歴史が感じる街並みにあります。
高層ビルは少なく、西洋のレトロな建築物がずらっと並んでいて、街歩きにはうってつけです。
現代の街に残されている過去の痕跡を知ることは、ただ歩くだけの時間を何倍にも充実させてくれます。
そんな痕跡をいろんな町でたどっていく連載「トレースツーリズム 痕跡をなぞる旅」が始まりました。著者は「Y字路はなぜ生まれるのか?」の重永瞬さん。なんと現役の京都大学大学院生で、歴史地理学を専門に多方面でご活躍をされています。
初回記事はこちら▼
本居宣長が記した京都の景色を同じ場所から眺めたり、梶井基次郎『檸檬』の舞台を自分の足で歩いたり……過去の人々が見た景色や感じた空気を追体験す...続きを読む
初回は「トレースツーリズム」とは何か? について解説。今後も小説の舞台や旅日記など、いろんな角度や視点から街を捉えていきます。
普段何気なく歩いている道にも、想像もつかないさまざまな痕跡が隠されているかもしれません。ぜひご覧ください!
編集・竹内