「日本サッカーに検証を。」
「日本サッカーと世界の距離」を選手、メディア、データなどさまざまな視点から分析する。第三回は「ジャーナリストが解く日本代表の現在地」をテーマに前後編2回に分けてお届けする。

日本代表に足りなかったのは団結か個か

 カタールワールドカップが終わり、サッカー日本代表は、キリンチャレンジカップ・ウルグアイ戦を皮切りに新生森保ジャパンとして新しいステージに向かって進み始めた。そんな過程の中で、ワールドカップに対する検証は本当に足りているのだろうか。

 これまで、この日本サッカー徹底検証では、「第1回 ベスト8の壁とはどこにあるのか?」、「第2回 カタールW杯で見えたヒント」と2回に渡って、「なぜドイツ、スペインを撃破することができて、なぜコスタリカ、クロアチアに屈したのか」など、3度のW杯を経験者である岡崎慎司、酒井高徳(2010年はサポートメンバーで帯同)、スポーツジャーナリストのミムラユウスケが深堀りした。

 そして第3回となる今回は、それぞれ異なるバックグラウンドを持ちながらも日本代表を長年取材してきた、スポーツジャーナリスト三者に登場。

 

「日本代表に足りなかったのは団結か個か」「日本代表と日本メディアの距離はこのままで良いのか」など、日本に足りない「検証」を、スポーツジャーナリストのミムラユウスケ、田村修一、木崎伸也がさらに深堀りする(全2回の1回目)。

時間:48分11秒

<W杯検証3・前編>
・テーマ1:日本代表に足りなかったのは団結か個か
・テーマ2:日本代表と日本メディアの距離

 出演
ミムラユウスケ('09年よりドイツへ。ドルトムントやフランクフルトに住み、ドイツを中心にヨーロッパで取材。'16年に帰国後、サッカーを中心に執筆。近刊に執筆・構成を務めた香川真司『心が震えるか、否か』がある)
田村修一('91年よりサッカー取材を開始。ヨーロッパで最も権威のあるサッカー雑誌『France Football』にも寄稿。著書に『山本昌邦 勝って泣く』『オシム 勝つ日本』(文藝春秋)。日本のジャーナリストで唯一バロンドールの投票権を持つ)
木崎伸也(’02年W杯後にオランダへ’03年からドイツ在住と、海外での経験を活かしたサッカージャーナリズムを日本へ吹き込む。著書に『サッカーの見方は一日で変えられる』(東洋経済新報社)『直撃 本田圭佑』(文藝春秋)など)
黒田俊(シンクロナス編集部 編集長)

【BACK NUMBER】
・W杯検証1「ベスト8の壁とはどこにあるのか?」
<前編>

👉視聴(前編)W杯ベスト8に必要なのは監督力か、選手の力か、それ以外か?​ 時間:20分57秒

<後編>
👉視聴(後編)酒井高徳「このレベルの日本人選手が現れるとは思わなかった 時間:25分32秒

・W杯検証2「カタールW杯で見えたヒント」
<前編>
👉視聴(前編)酒井高徳「日本にもっとも足りないのはフィジカル」説を説く」 時間:22分00秒

<中編>
👉視聴「(中編)酒井高徳「鎌田大地が“未熟”と指摘したポイントは正しい」」 時間:20分36秒

<後編>
👉視聴「(後編)岡崎慎司が提案する日本サッカーのシフトチェンジ「三笘薫、久保建英をどう生かすのか?」  時間:19分58秒


【👉岡崎慎司選手出演回は、Dialogue w/ 会員の皆さんにもご視聴いただけます】