【『Dialogue w/』Newsletter】
*6月15日 #4  「僕たちのグラウンド」バサラヴィレッジグリーンに上陸!初めて訪れた岡崎選手のメッセージです!
@Tomonori Hoshi

大迫さんとの約束を果たすべく、いざ標高1,750mの地へ

 海外で12年目のシーズンが終わり、次の目標に向かって活動しています。できるだけ海外で長くプレーしたい。その思いは変わっていません。

 トレーニングも毎日しています。今シーズンは目標となるワールドカップもあるし、そのためにもいいコンディションを維持していきたい。ランニングやフィジカルトレーニングが中心ですが、そこで「年」を感じることはない。

 まだまだ成長していきたいと思います。

 一方で、サッカーやスポーツを見る目も変化してきました。この「ダイアローグウィズ」を始めて、同じサッカーでも違う立場、仕事をする方たちの話を聞き、また同じスポーツでも全く異なる競技、哲学を持つ人たちの思いを感じることで、学ぶことが多くあります。

 やっぱり、スポーツはいいなと思うと同時に、もっとその価値が自然に、広く伝わってほしい。そのときに課題になるものを解決できないか、と考える日々です。

 6月22日(水)は、元Jリーグチェアマンの村井満さんとの対談を配信する予定です。Jリーグとして取り組んできたことや、村井さんご自身がこれから取り組んでいくことなど、たくさんお話を聞かせていただきました。

 僕自身、ヨーロッパにいて感じたギャップや疑問をストレートに聞きながら、対談者からいろんな意見をもらっています。本当に刺激になるし、本当に勉強なるコンテンツだと感じています。楽しみにしてください。

 これからも、みなさんと一緒に日本サッカーのこと、日本スポーツのことを考えていきたいので、以下からご意見やご感想を送ってください!

(あと、Live配信はあらためて告知します)

ご意見

 今回のニュースレターは、場所についてです。

 帰国中に、2つの施設を尋ねました。1つは長野県東御市にある「GMOアスリーツパーク湯の丸」。

 なぜこの施設を訪問したかというと、プロマラソン選手・大迫傑さんとの“ある約束”をしていたから。

 先日、対談させてもらった際、大迫さんと「今度、一緒に走りましょう!」と話をしました。この場所でその機会をもらい、本当に走らせてもらったのです。

 対談する→行動する。このサイクルを続け、いろんな人たちとリアルに協力することで、何か入り口が見えてくるかもしれない。そんな思いが、僕にはあります。

 そこでお話したこと、見てきたものはあらためてまとめてご報告しますね。

 今回は、その「GMOアスリーツパーク湯の丸」についてお話します。標高1,750mの東御市湯の丸高原内にある「日本でもっとも高い場所にある高地トレーニング施設」です。敷地内にはプール・トラック・ジム・宿泊施設がそろい、オリンピックで活躍するトップアスリートの人たちが利用しているそうです。

日本で一番高いところにある「トラック」

 施設の方に話を聞いていて、魅力的に感じたのはそこにいるスタッフの方々の優しさでした。アスリートにとってトレーニングは過酷なものです。そんな中で、施設の皆さんが、アスリートをリスペクトし、うれしそうに話をしてくれます。

 かつて日韓ワールドカップがあったとき、海外の代表チームが合宿を張った地域の人たちが、喜んで迎え入れることで「アスリートにとっての第二の故郷」が作られました。カメルーン代表の大分・中津江村は有名です。

 アスリートにとって応援されることほど、うれしいことはありません。その応援が、その地域の人たちにとって支えや喜びになればなおうれしい。こういう「場所」の存在が、地域を盛り上げるものになり、アスリートも喜びを得られるサイクルになるといいな、と感じました。

 ちなみに、大迫さんと一緒に走らせてもらったあとは、パーソナルトレーナーと一緒に自主トレーニングを行ないました(キツかったー!)。その模様は後日アーカイブにて配信しますので、ぜひ楽しみにしてください!...