粒あんか、こしあんか
突然ですが、あなたは「粒あん派」ですか? それとも「こしあん派」?
このテーマに関してはどちらの派閥も一歩も譲れないとこだわりがある永遠のテーマであると思います。
小豆の皮をそのまま残して炊き上げる粒あんは、風味豊かでホクホクとした食感が楽しめ、豆本来の自然の甘さを味わえるのが魅力。それに対して、なめらかなこし餡は小豆のつぶや皮が口に残らないため、さらりと口溶けがよく、その甘さもどこか上品に感じられるところが魅力。どちらもそれぞれに持ち味があります。
かくいう私は断然粒あん派。サラサラと口でとろけるこし餡より、口当たりにアクセントがあるし、小豆の美味しさをダイレクトに味わえる気がするんです。
お彼岸に食べたくなる「おはぎ」という存在
まずは粒あんと言えば外せないのがおはぎ。
春と秋のお彼岸の時期には食べたくなるほっこり素朴な一品。ふっくら蒸しあげて粗く潰した半殺し(なんて恐ろしい笑)にしたもち米とあんこの組み合わせがなんとも素朴で味わい深い。渋茶で味わうひとときはほっとひと息つけます。
ちなみにおはぎという名前ですが、本来は秋のお彼岸には「萩」から名前を取っておはぎと呼び、同じものを春には「ぼたん」からぼたもちと呼ぶこともあるそう。フォルムもそれぞれの形をイメージして、おはぎは俵形、ぼたもちは丸型に作るのだそう。粒を残して潰した柔らかなもち米がたまらないんですよね。お彼岸も近いことですし、今回は私がリピートしているおはぎが美味しいお店をご紹介したいと思います。
東京の名店で見つけた、おはぎのいい時間
ふんわり握った大きなおはぎが名物なのが...
