先日、大河ドラマ「べらぼう」が最終回を迎え、2026年からは「豊臣兄弟!」が始まります。

しかし、一歩先行くシンクロナスで注目なのは、小栗忠順を主人公とした、再来年2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」

これまで幕末・明治維新期のドラマとなると、幕府を打ち倒し、明治維新を成し遂げた西郷隆盛や、坂本龍馬などが中心となってきました(滅びの美学として描かれることの多い新選組などありますが)。一方で今回の主人公の小栗忠順は、体制側である幕府側の人物です。

そんなわけで先日より「幕末・維新を動かした真の主役たち」という音声を中心としたコンテンツの配信を開始しました。

著者である原田伊織氏は、「明治維新という過ち」三部作がベストセラーとなり、かねてより勝者に歪められた明治維新の虚構について論じてきた歴史作家です。

NHKが大河ドラマをどういう脚本にするのかは定かではないのですが(おそらく維新側にも幕府側にもともに正義はあったといった内容になるのではないかと予想しますが)、本企画では明治維新の志士たちの欺瞞を徹底的に暴いていきます。

明治維新期の体制が、太平洋戦争での日本の敗戦にまで影響をあたえているというのが著者の主張。

毎週更新していきますのでお楽しみに!

編集・雪