『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』の編集作業も終わりに近づいてきました。

「拝啓、小説を書いてみませんか」の講義編をベースにしているのですが、じつは前日譚があるんです。このコンテンツの企画名は『拝啓、本が売れません』という書籍に由来します。

松本清張賞と小学館文庫小説賞をダブル受賞して華々しく文壇にデビューした額賀澪さんが、本が売れないという現実に直面し、担当編集者(私です)と右往左往しながら本が売れる方法を模索する。

その結論は「小説家はなによりまず面白い小説を書け」(多少ネタバレになりますが刊行は8年前ですしよいですかね)というもの。

そして、昨年小説家デビュー10周年を迎えた額賀さんが3月に刊行する『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』のテーマは「面白い小説の書き方を教えます」

つながっているんです。

小説投稿サイトが活況を呈しています。「小説家になろう」のユーザー数は約280万人(2025年)と2010年から40倍以上。

小説を書きたいという人が増え、いつかは小説家デビューという人が多いのではないかと思います。その一方でただ執筆が楽しいという方もいるのではないでしょうか。

野球好きな人が必ずしもプロを目指すのではなく草野球をするように、草作家として創作活動に励む。

そんな方にも、初めてでも小説が書き上がる方法を指南しますというのが本作なのです。もちろんプロを目指す方も納得な充実した内容になっています。お楽しみに!

編集・雪