街を歩いていると、不意に耳に入ってくる言葉がある。誰かの会話、カフェのBGM、看板の文字。芸人・鈴木ジェロニモが、日常の中で出会った“ちょっと気になる言葉”に耳をすませて、思考を巡らせます。

大阪に行く。ダウ90000第7回演劇公演『ロマンス』大阪公演を観る。立ち上がりの速さにこちらが叩き起こされて、カーテンを貫く光のように物語が始まる。ピザ生地の最初みたいにまるまっていた自分の脳がぐねりぐねりと押し広げられて、気がつくともうあのピザの状態に伸びて気持ちよくなっている。声がいい。それぞれが、そういうときの、そういう声をする。いやこれ、おれ用に作られてんじゃん、と私が思ったし観客全員が思ったと思う。...