作品の出来が大きく変わる、資料読みと取材の方法は?

 小説家・額賀澪が教える「書き上げる力」が身につく小説の書き方 第15回の今回は、取材や資料による調査について扱います。

 小説にもっとリアリティを付け加えたいと思っても、自分が持っている知識や経験から考えるだけでは限界が出てくることもあります。そんなときにできることが「取材」と「資料の読み込み」です。

 なかなか教わる機会の少ない小説執筆のための取材や資料調査について、額賀さんのこれまでの経験もふまえながら教えてもらいました。

【関連動画】史実に基づいた小説を書くための調査・取材の方法は?「幻の箱根駅伝」を描く『タスキ彼方』インタビュー【小説家のお仕事の裏側】

動画内容(再生時間:27分26秒)
〈資料をどう読むか〉
・資料読みでドツボに嵌ってしまいがちなポイント
・段階的に資料を読み、知識を層にしていく
・知識を暗記するだけでは小説は書けない
〈どうやって取材するか〉
・取材の機会を実りある時間にするためには
・資料を読むだけでは得られないことを聞く
・小さな気遣いが取材内容にも響いてくる
〈リアルとリアリティ〉
・調べて得た情報は使いたくなってしまいがち
・小説に必要なのは「リアル」ではなく「リアリティ」

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