プロット段階で「主人公の変化」を作り込む
小説家・額賀澪が教える、「書き上げる力」が身につく小説の書き方。第6回では、これまでの講義でも度々話題にのぼってきた「主人公」について。ただ物語の中心にいるというだけではない、必要な役割を演じられる主人公の作り方を解説します。
前回の講義で、主人公は物語へのナビゲーターの役割を担っていることを学びました。今回はさらに発展して、読者を物語に引き込みカタルシスを感じさせてくれる、魅力的な主人公を作る方法を考えていきます。
主人公は弱くなければいけないのか? 主人公への「共感」とは何か? エンタメの基本構造や主人公の心情の変化等を理解した上で、自分が描きたいと思える大切な主人公を、より一層魅力的に作り込んでいきましょう。
動画内容(再生時間:39分54秒)
〈主人公をいかに作り込んでいくか〉
・小説に必要な二つの変化――出来事の変化、主人公の変化
・基本のよくあるエンタメの構造
・主人公のBefore / After
〈エンタメの構造/主人公の変化が分かる例〉
・「千と千尋の神隠し」の千尋のBefore / After
・物語をエンタメの構造に当てはめてみる
・イベントの中での人物の心情を理解して書く
〈主人公は最初は弱くないといけないのか〉
・最初から強い設定の主人公の場合はどう描く?
・小説にやっていけないことはないが、機能しないのはダメ
・必ずしも読者に好かれなくていい、「共感」できる主人公とは ……等
〈主人公をいかに作り込んでいくか〉
・小説に必要な二つの変化――出来事の変化、主人公の変化
・基本のよくあるエンタメの構造
・主人公のBefore / After
〈エンタメの構造/主人公の変化が分かる例〉
・「千と千尋の神隠し」の千尋のBefore / After
・物語をエンタメの構造に当てはめてみる
・イベントの中での人物の心情を理解して書く
〈主人公は最初は弱くないといけないのか〉
・最初から強い設定の主人公の場合はどう描く?
・小説にやっていけないことはないが、機能しないのはダメ
・必ずしも読者に好かれなくていい、「共感」できる主人公とは ……等
>>「書き上げる力」が身につく小説の書き方〈講義編〉全16回 要約を読む
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