渡部陽一1000枚の戦場~1~4/1000・ウクライナ編1

【内容】
渡部陽一氏が撮ってきた膨大な写真の中から1000枚をピックアップし、「戦場のホント」を動画とテキストで解説する。

第一回の今回は「1/1000~4/1000枚目」。ウクライナの知られざる魅力に食文化の視点から迫ります。
#1/1000


・再生時間:15:00
・写真1/1000:ウクライナドネツクの夕日
・写真2/1000:ウクライナ料理
・写真3/1000:ウクライナ料理
・写真4/1000:ウクライナ料理
(2014~15年撮影)

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渡部陽一が解説する「戦場」の日常。近いようで遠い世界の本当の姿を1000枚の写真が映し出す。隔週土曜日に最新回配信。

渡部「実はボルシチってウクライナ料理なんです」

 こんにちは、戦場カメラマンの渡辺陽一です。

 世界情勢が激動を迎えています。

 今、僕が戦場カメラマンとして一番気持ちを入れている場所、それはウクライナです。

 今回は僕自身が現地で捉えてきたウクライナの写真を皆様にお届けしながら、戦場という悲しみだけではないウクライナの魅力をお届けしたいと思います。

ボルシチ」。

 実は「ボルシチ」って、ウクライナ料理なんです。

 ロシア料理として出てくるのはかつてソ連時代、――ウクライナもロシア共和国も一緒の地域だったからで、(日本では)ロシア料理ということで(知られていて)、大皿で、高級料理として出てきます。

 たくさんの野菜、そしてお肉が入っていてシチューという扱いです。

 でも本場ウクライナのボルシチというのは、大皿もあったりするんですけど、基本はお椀、イメージは日本の牛丼のお椀ぐらいで、野菜、肉――もちろんビーフであったりさまざまなお肉のジャンルあります。

 僕がよく食べていたのはビーフなんですけど、それもこってりと煮込みながらも煮込んだ灰汁の部分を取り除いて、すごくさっぱりとした風味、酸味が強い。

 その上に生クリームのソースをかけていき、それが(スープの)表面と中にグッと浸透していき、上には香草の、まさにスパイスであったりハーブが乗せられている。

 このロシア料理のボルシチ、ルーツのウクライナのボルシチというのは一杯口にすると野菜と肉とスパイスの風味が上手く絡み合って、イメージは酸味です。

 よくオニオン&サワーっていうあのサワー。さわやかな酸味がプッと立ったところにスープの野菜とスパイスのコクが深まっているものが、灰汁が取ってあり、透明感のあるサワーがピッと上がったところに生クリームのコッテリ感が絡まってきて一杯飲むとふわっとする。

 生クリームのコクがぎゅっと入り込んだところに(次は)パンと(一緒に)食べるんですね。……続きはフルバージョンで✅

👇毎配信をまとめて視聴は以下より👇 

 
「現場」でしか知れない、世界のホント

「戦場」の真実をどのくらいの人が理解しているか。戦場にある悲惨な現実。犠牲になるのは子どもたち。一方で、戦場にいる人々は「私たちと同じ」日常を持っている。これも「戦場の本当の姿」――。戦場カメラマン渡部陽一が撮ってきた写真の中から、1000枚をピックアップ。写真とともにその背景を知る。「戦場の真実」と「世界の本当」を学ぶ。
 

 

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