Matthias Hangst / スタッフ

「フルで出なくても信頼感がある」(遠藤航)

 25節で10試合ぶりの劇的勝利(PICK UP MATCH#5)、前26節のアウェイ、ウニオン・ベルリン戦ではアディショナルタイムの同点劇と、勢いを取り戻しつつあるシュツットガルトは、3月の大一番、残留争いを繰り広げるアウクスブルクとホームで戦った。

 前半のアウェイ試合では1対4と大敗を喫した(PICK UP MATCH#1)相手。

 開始6分に先制を許すも、攻撃の手を緩めず左右のサイドが連動、再三決定機を作ったシュツットガルトは、44分にセットプレーからアントンが同点ゴール。しかし、直後(45分+1分)に再び失点する。今シーズンの「悪いシュツットガルト」を象徴する「得点後の失点」だったが、後半も攻め続けた。

 79分にマーモウシュが直接FKを沈め同点とすると、85分にはトマースがセットプレーの流れからファインゴール。

 ベンチのマタラッティオ監督、キャプテン遠藤航が歓喜の輪に加わるなど逆転勝利で大きな勝ち点3を獲得した。

 暫定で順位を14位までに上げた。アウクスブルクは、一試合少なく同勝ち点になっている。

試合データ

[2022.3.19 ドイツ・ブンデスリーガ 第27節@メルセデス・ベンツ・アレーナ]
VfBシュツットガルト 3 対 2 FCアウグスブルク

【スタメン】

【得点】
シュツットガルト:アントン(44分)、マーモウシュ(79分)、ティアゴ・トマス(85分)
アウグスブルク:ハーン(6分)、グレゴリッチュ(45+1分)

【遠藤航】
スタメン出場(64分までプレー)

――勝利という結果にキャプテンとして。

「かなり大きな勝利だと思います。チームの調子も上向いてきて、拮抗した試合を勝ち切れるようになってきてるのは大きいです。前線の選手に結果が出始めてるのもポジティブだと思います」

――個人のプレーについては。

「個人的には攻撃での関わり方は今までと比べても、良かったかなと思います。(交代後逆転したが)この数試合を通して感じていますが、攻撃的に行くなら僕を「8番」(インサイドハーフ)として90分間使う必要はないし、今は僕が出ていなくても「チームとして」やってくれる、その信頼感がある。キャプテンとしても嬉しいです。

 ここから代表WEEKに入り、次戦は4月から。再び、残留争いのライバルとなるビーレフェルトととアウェイ戦に臨む。

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