爽やかな新生姜で今年の夏を乗り切りましょう!

毎年楽しみにしている新生姜がスーパーに並び始めました。これからの季節、我が家の食卓を爽やかに彩ってくれるのが、淡いピンクが美しい新生姜です。通年で回っている薄茶色の生姜よりも繊維が少なく、辛味も優しいのが特徴。ちなみにいつもの生姜は秋以降に収穫されたもので、土を付けたまま貯蔵したものが出荷されているそうです。

豚バラ肉巻きで初夏のおつまみに

新生姜の中でも葉付きの小ぶりなものは見た目も涼やかで「谷中生姜」と呼ばれ、生のまま味噌を付けてお酒のアテにしたり、酢漬けにしたものは「はじかみ」と言って焼き魚などのあしらいに使われています。

新生姜にしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を巻いてしっかりめに塩をしてフライパンで焼くだけ。余分な脂を拭き取ったら最後に日本酒をじゅっと。

私はちょっとひと工夫して、しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉で巻いたものをフライパンで焼くのが好み。サクサクと柔らかな食感と爽やかな辛味が豚バラ肉の脂ととてもよく合って、ちょっとオツな味わいのおつまみになります。塩胡椒だけでも十分ですが、にんにくと甘味を加えた南蛮味噌やもろきゅう用の金山寺味噌を添えるとさらに美味しくいただくことができます。

香りを楽しむ炊き込みご飯

みずみずしい新生姜の爽やかな香りが広がる炊き込みご飯。
大阪の老舗料亭「花錦戸」のまつのはこんぶで。

大ぶりな根っこの部分だけの新生姜は食べ方いろいろなので、スーパーで見かけるとついつい手に取ってしまいます。まずはそのまま細かく刻んで炊き込みご飯に。米2合に対して、白だし大さじ2+酒大さじ1+みりん大さじ1+水で360mlにして研いだ米に注ぎ、皮のまま千切りにした新生姜50gほどと細かく刻んだ油揚げ1枚分をのせて炊飯器で炊くだけ。新生姜の爽やかな香りがふわりと立ち上る初夏にぴったりの一品になります。そこに塩昆布を添えるのが最高、おかわり必至です。冷めても美味しいのでおにぎりにしてお弁当にするのもおすすめです。

しぐれ煮はしっかり甘辛い味つけですが、新生姜の爽やかな香りでさっぱりとした後味。

生姜といえば相性のいい甘辛味の牛のしぐれ煮も新生姜を使うと夏向けの爽やかな味わいを楽しめます。いつもならひとかけらほどしか使いませんが、新生姜なら切り落としの牛肉400gに対して150〜200gとたっぷりと。食感も楽しめるように少し厚めにスライスします。甘辛の合わせつゆでこっくり煮込めば完成。ご飯のお供にはもちろん、豆腐を加えれば肉豆腐に。たけのこご飯にのせればこの時期だけの贅沢なご馳走になります。しぐれ煮の合わせ調味料も記しておきますね。...