街を歩いていると、不意に耳に入ってくる言葉がある。誰かの会話、カフェのBGM、看板の文字。芸人・鈴木ジェロニモが、日常の中で出会った“ちょっと気になる言葉”に耳をすませて、思考を巡らせます。(連載の詳細はこちら) 【過去の記事を読む】鈴木ジェロニモの「耳の音」 記事一覧 2月発売の「&Premium」という雑誌に出ている。正確には『&Premium MOOK「&Words/明日を生きる言葉。」』。歌人の穂村弘さんと伊藤紺さんと私で「短歌をベターライフの道標に。」という企画に参加している。お悩み系のお題7つに対しそれに応えるような短歌をそれぞれが7首ずつ選んでいる。この企画は&Premium2024年9月号に載ったものの再掲版である。 今号を手に取るとまず、大きい、と思う。藤本タツキさんの漫画『ルックバック』のイラストが表紙に大きく描かれていて眩しい。大きい絵。大きい字。これは漫画単行本や通常の週刊誌では感じ得ない気持ちだろう。 言ってしまえば情報を得るだけだったらイン...