
今年も残り一週間、もういくつ寝るとお正月……。今回は我が家の年末年始の風景をお話ししてみたいと思います。
鴨鍋から始まる「鴨肉三段活用」
大晦日から三ヶ日はもう何年も、毎年同じメニューを作り続けています。
日々料理をしているので、お正月くらいは何も考えずに過ごせたら楽ちんだし、逆に考えてみるとお正月だからこれが食べられるという楽しみがあるような気がします。確か、おせち料理が生まれたのもそんな理由だったからですよね。
年末の買い物でまず手配しておくのは肉類です。家からも近い戸越銀座にある行きつけのお肉屋さん、「飯田ミートストア」で必要なものを注文。
大晦日恒例の鴨鍋、そして、お雑煮にも使う合鴨の胸肉をたっぷりと。そして元日の夜用に、すき焼きかしゃぶしゃぶ用を前もって予約しておくとこれだけで、もう安心。
あとはお願いしていたおせちを引き取りに行き、スーパーで三ヶ日用の野菜にかまぼこやら伊達巻きやら、和菓子屋さんで栗きんとん、お蕎麦屋さんで生蕎麦を買って帰ってきます。
そして、大晦日の夜は合鴨の胸肉に芹、焼いた長ネギ、白滝、生麩で鴨鍋を。
たっぷりのだし汁にみりんと醤油で薄めの蕎麦つゆを作っておき、鴨肉をさっとくぐらせて、柚子胡椒や黒七味で味変しながらいただけばいくらでも食べられます。周りをさっと焼き付けた長ネギとシャキシャキとした根っこが美味しい芹、ふわふわの生麩もこの鍋を美味しく食べるための大切な脇役です。
鴨鍋
材料(2人分)...
材料(2人分)...
