水曜担当の竹内です。

先日、上野に「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」を観に行ってきました。

西洋絵画をあまりよく知らない私でも楽しめそうだったのと、タイトルがすでに面白そうで駆け込みで鑑賞。

ルネサンスから19世紀末までの絵画がただ並べられているのではなく、時代や画風ごとに対比できるよう工夫されており、「どう見るか」という一つの視点を提案してくれる内容でした。

私が面白いなと思ったのは、マリー=ガブリエル・カペ「自画像」。

#OOTD(Outfit of the Day)はSNSでよく使われるハッシュタグ「今日の服装」を表す略語ですが、この時代のドレス=勝負服という発想と、当時の人を現代人っぽく表していたところがツボでした。

マリー=ガブリエル・カペ「自画像」(全作品が撮影OK でした)、額縁がリボンで可愛いです!

西洋美術に登場する昔の西洋人たちは、どこかフィクションの人物のように感じられますが、少し人間味を感じることができる見方の一つでした。

編集・竹内