必要な情報を補うことで読み手のストレスをなくす
小説家・額賀澪が教える「書き上げる力」が身につく小説の書き方。第13回では「情報コントロール編」の最後として、「読者に情報整理をさせない」というテーマでお送りします。
文章の中で情報をしっかりコントロールして、読者に不用意な情報整理によるストレスを与えてしまわないようにするにはどうしたらよいか? これまでの講義内容をまとめつつ、実際に例文を書き換えながら解説していきます。
また今回は、これまでの課題よりも一段階レベルアップした文章執筆課題を出題しています。「リテラリーライティング技法」編で学んできた内容の集大成として、チャレンジしてみてください!
※提出期間終了
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【課題講評13】会話、動き、情景描写……「やるべきこと」の多いシーンに挑戦
動画内容(再生時間:20分51秒)
〈読者に情報整理をさせないために〉
・例文から「よくないポイント」を探してみる
・書き手と読み手の頭の中にあるものが違う
・驚かせる意図がないのに混乱させてしまう
〈読者による情報整理を書き手が想像する〉
・例文のよくない部分を書き換えてみる
・一言付け足すだけで見えているものがクリアに
・読んでいる人が何を思い浮かべるか考える
〈読者に情報整理をさせないために〉
・例文から「よくないポイント」を探してみる
・書き手と読み手の頭の中にあるものが違う
・驚かせる意図がないのに混乱させてしまう
〈読者による情報整理を書き手が想像する〉
・例文のよくない部分を書き換えてみる
・一言付け足すだけで見えているものがクリアに
・読んでいる人が何を思い浮かべるか考える
>>「書き上げる力」が身につく小説の書き方〈講義編〉全16回 要約を読む
今回の課題
遅刻しそうな大学生が二人、駅から学校の教室まで会話をしながら走っているシーンを書いてください。※A4の1枚に読みやすくまとめてください。
提出期限
※提出期間終了
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