さりげない情報開示の工夫が読者の想像力を刺激する

 小説家・額賀澪が教える「書き上げる力」が身につく小説の書き方。第11回は「情報整理で絵をつくる」というテーマでお届けします。

 これまでの授業動画でも度々触れてきたように、小説の文章は、読者の頭の中を意識して書くことが大切です。読者にしっかりと絵を想像してもらうためには、文章の中で適切に情報開示をする必要があります。

 今回の授業動画では、あまり情景が思い浮かばない例文を、クリアに想像ができる文章に書き換えて解説します。実はほんの些細な工夫をするだけで、読者にとって必要な情報を組み込み、わかりやすい文章を書くことができるのです。

動画内容(再生時間:32分57秒)
〈情報整理で絵をつくる〉
・情報開示がうまくいっていない例文を書き換える
・さりげない工夫で読者の頭の中に状況が思い浮かぶ
〈前回課題の例文で解説〉
・読者を気遣えるか否かで文章のわかりやすさが変わる
・描写を通して読者にどんな情報を渡すか

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