こんにちは、遠藤航です。

 

この原稿は10月に書いています。皆さんが読んでる頃には、もう終わってるかもしれませんが……。

 

ついにブンデス1部で、満員のスタジアムでプレーできる日がやってきそうです。週末のウニオン・ベルリン戦、観客の制限がなくなりました。最大収容人数はなんと60000人……。どんな雰囲気になるんだろう……。

コロナウイルスの感染拡大が始まって、もう2年近くが経とうとしています。やっぱりなんだかんだ言って、たくさんの人がいるスタジアムの中でプレーできるのはサッカー選手の醍醐味だよな、とちょっとワクワクしています。世界的なパンデミックですから決して気を抜いてはいけないと思いますが、それでも少しずつでいいから、多くの人の「楽しみな時間」が増えていけばいいな、と思います。

前置きが長くなりました、遠藤航です。今回から、「月刊・遠藤航」というコンテンツ企画を始めることにしました。

海外でプレーをするようになって4年目になり、日本にいたときは気づかなかった発見がたくさんあります。それによって僕自身が成長できたこともあるし、日本サッカー界に伝えたいな、と思うこともありました。

ここではそんなヒントを発信できたら、と思っています。そして、遠藤航という人間についてもちょっとずつでいいので知ってもらえたら、と。

何より、「月刊・遠藤航」をとおして、僕自身もっと多くの発見をしたい。参加してくださるみなさんから多くのことを学びながら、お互いに「楽しみな時間」になるといいなと思っています。ぜひ、よろしくお願いします。

サッカーって「最適解」探しなんじゃないかなと思っています。

ドイツに来てびっくりしたのが、サッカーに関する討論とか分析番組がテレビで延々と流されていることです。...