久しぶりに、飼い猫の話をしようと思います。

最近、うれしいことがありました。猫がベッドに乗り、私のすぐそばで眠ってくれることが増えたのです。少し前までは、ベッドに来ても人間の足元にそっと寝転がっていたのに、近ごろは肩や頭の近くまで来て一緒に寝てくれます。

寝る前、ベッドに入ってスマホを眺めていると、猫がやってきて私の顔とスマホの間に割り込んできます。うれしいのでそのままじっとしていると、何度も顔とスマホの間を行ったり来たりしてくるので、私の顔はだんだん毛まみれに。大抵その時点で、スマホの内容はもうどうでもよくなっています。

しばらくすると、猫は往復をやめ、私の枕を半分ほど占拠して寝転がります。その頃には私の目もスマホを離れ、猫に釘付け。目を閉じた猫のあごのあたりを撫でながら、私も眠りにつきます。

「スマホに嫉妬して、気を引こうとしているのかも……?」と初めは喜んでいたのですが、こちらの反応はあまり気にしていないようにも見えます。スマホを持つ腕と頭の隙間を通り抜けるのが、ただ面白いだけなのかもしれません。

猫が枕元や顔の近くで寝るのは、飼い主を信頼しているからとも、暖かさやなじみのある匂いを好むからともいわれるようです。結局、猫の真意は分かりませんが、それでも一緒に暮らすうちに距離が縮んできたことは確かなようなので、とりあえず素直に喜んでおこうと思います。

(編集・谷本)