最近、J3の順位表を見るようになりました。
理由は単純です。ガイナーレ鳥取の監督を務める林健太郎さんが、小学生時代の先輩だからです。
僕も林さんも町田育ち。当時から、とにかくサッカーがうまい先輩でした。その後、ヴェルディ川崎などで活躍し、日本代表にも選ばれた林さんが今、鳥取でJ2昇格を目指しています。
鳥取県は、47都道府県で最も人口が少ない県。クラブの予算規模もJ3で最低水準。林さんへの取材では「ワースト2位」と聞きました。
大都市のクラブではない。お金があるわけでもない。それでも、本気でJ2を目指しています。6節を終えた時点で、首位・鹿児島との勝ち点差は「6」。まだ6節。ここからです。
林さんにとって、今季は鳥取を率いて3年目。家族を東京に残して鳥取で単身生活を続け、食事と睡眠以外は、ほとんどサッカーのことを考えているそうです。
そんな林さんが、今年こんなことを話していました。
「『良いサッカーをして選手が育てばいい』という段階はもう終わりです」
3年目に求めるのは、結果。つまり、J2昇格です。
日本で一番人口の少ない県で、決して恵まれているとは言えないクラブが、一つ上のカテゴリーを目指して本気で戦っている。
こういうサッカーも、やっぱり面白い。普段はどうしても、日本代表や欧州サッカー、J1に目が向きます。でも、J3にもこんな戦いがあります。
今季は、J3の順位表もちょっと気にしてみようと思っています。