「リトリート(Retreat)」という言葉をご存じでしょうか。
忙しい日常から少し離れ、心と体をリフレッシュする時間のことを指します。先日、そんなリトリートをしようと思い立ち、鎌倉へ行ってきました。
都心から電車で約1時間。まず向かったのは、お気に入りのサウナです。2時間ほどゆっくり汗を流してすっかり整ったあと、鎌倉駅からすぐにある鶴岡八幡宮へ向かいました。
土日はいつも多くの人で賑わう小町通りですが、夕方になるとお店の多くが店じまいをしていて、一気に静かな空気に変わります。
夕暮れ時の鶴岡八幡宮は、木々が揺れる音が聞こえるほど静かで、歩いているだけで自然と気持ちが落ち着きます。
そこでふと思い出したのが、「かわだれどき」という言葉です。
漢字では「彼は誰時」と書き、「彼は誰だろう」と尋ねたくなるほど、あたりが薄暗く、人の顔がはっきり見えなくなる夕暮れや明け方を表す言葉なのだそうです。まさにその時の鶴岡八幡宮は明かりも少なく「かわだれどき」の暗さでした。
そしてそんな情景をそのまま言葉にしてしまう昔の日本人の感性や日本語の美しさが、本当に素敵だなと感じました。(ちなみに映画『君の名は。』に登場する「かたわれどき」も、この言葉から着想を得たと言われています!)
そんなこんなで、心も体もすっかりリフレッシュした今回のリトリート。忙しい毎日だからこそ、意識して「何もしない時間」を積極的に作っていきたいと思います。
編集・竹内
