プロ入団当初、岡崎慎司さんの評価は「FWの8番目」でした。
サテライト(Jリーグのリザーブチームによるリーグ戦)の試合にすら出られない最底辺からのスタート。しかし、当時清水エスパルスの指揮官だった長谷川健太さんは、岡崎さんのその後の”姿勢”を見てやがてトップ昇格へと抜擢しました。ここからすべてが始まっています。
かつて清水で岡崎さんを指導した長谷川さんは、「岡崎から、超一流になるのは抜きんでた素質以上に『本当に努力をした選手』だということを学んだ」と語っています。
入団当時の岡崎さんは、決して技術に恵まれたアタッカーではありませんでした。それでも、長谷川さんが求めたハードワークを実直に遂行。足を止めずに走り、泥臭くゴールへ飛び込む姿勢を磨き続けたことが、のちに日本代表での地位を築き、イングランド・プレミアリーグ(レスター)での歴史的な優勝を掴み取る原動力となりました。天性の才能に頼るのではなく、執念深く努力を継続する姿勢こそが、彼の最大の強みだったと言えます。
そんな2人が、6月27日開催の岡崎慎司さんのイベント『dw / Forum』で対談します。
長谷川さんは、高校時代に大榎克己さん、堀池巧さんと共に「清水東三羽烏」として知られ、日本代表としては「ドーハの悲劇」を森保一監督と共にピッチで戦ったキャリアを持ちます。しかし、2人の関係はかつての師弟というだけではありません。
「日本代表のFWから、監督へ」――。
この2人は、同じように前線の主力として日の丸を背負い、その後は組織を率いる指揮官へと歩むという共通の系譜を歩んでいます。
岡崎さんが監督2年目を迎えたドイツ6部のバサラマインツでは、今年、昇格争いを展開。指導者としても底辺から這い上がろうとする岡崎さんのアプローチには、かつて自分を引き上げてくれた長谷川さんの指導論が息づいているはずです。
最前線で戦ってきた2人の指揮官だからこそ語り合える、チーム作りと勝負の現実。見据えているのは、これからの日本サッカーが世界で戦うための「次の一手」です。この生対談を、ぜひ会場で体感してください。
6月27日開催!岡崎慎司『dw / Forum』の詳細・チケットお申し込みはこちら👇
岡崎慎司×長谷川健太×高原直泰
「W杯と世界基準の監督力とFWを語り尽くす」