今年の流行語大賞が発表されました。個人的に「ラブブ」「麻辣湯」の二つの流行り具合はとても感じていたので納得。

 流行の最先端を走る友人たちに「何色のラブブ持ってるか」「麻辣湯に何をトッピングするか」と聞かれるも答えられず……その時に、自分の乗り遅れ感を感じたのを覚えています。

 そして「薬膳」。薬膳に関しては、流行の火付けにもなったNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』で監修を担当された鈴木養平先生にもご出演いただき、ベッキーのごじあいLIFEでも取り上げたテーマです。

 流行語に入るほど広がっているのを見ると、健康ブームはまだまだ続きそうだなあと感じます。

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第8回目のテーマは「薬膳」。今回は、薬剤師・薬日本堂漢方スクール講師の鈴木養平さんを講師にお迎えしました。続きを読む

 個人的には、ノミネートの一つだった「ぬい活」も気になっています。推し活の一環としてぬいぐるみを通してさまざまな活動を楽しむもので、旅行にぬいぐるみを連れて行ったり、一緒に写真を撮ったりするとのこと。自分の好きなものを日常に取り入れ、毎日を楽しくする工夫をしている人がこんなに多くいるのかと驚きの結果でした。

 ちなみに自分の推し活は、バスケとお笑い。推しの選手や芸人さんのグッズはもちろん買っていますし、今年も来たるM-1を楽しみにしています。(推し活動的にはこれからが本番です!)

 GeminiやChatGPTといったAIの進化が止まりませんが、便利なことはAIに任せつつ、こうしたこだわりをもって好きになれることが、自分を癒し、巡り巡って誰かを楽しませる方法の一つになるのかなと最近よく思います。

 そういえば、最近手に取った本で「博士が愛した論文 研究者19人が語る‟偏愛論文”アンソロジー」があります。日本の研究者の方々が、自分の“偏愛する論文”を紹介する内容で、推し活とは少し違いますが、突きつめれば偏愛という点ではつながっているのかもしれません。どのページも熱量にあふれていて、とても読み応えがありました。

 今年も間もなく終わり。忘年会シーズンも近づいてきたと思いますが、自分の推し活を人に話せるくらいに極めてみようかなと思います。

 編集・竹内