新年のご挨拶と抱負

　みなさん、明けましておめでとうございます！

　いよいよ2022年。なんといってもワールドカップイヤーです。

　僕の目標はワールドカップベスト8を達成すること。4年前のロシアでは、チームの躍進に心を躍らせ、チームの一員としてたとえ試合に出られなくても、尽くしていこうと考えていました。

　ベルギー戦、アディショナルタイムにその時間に終止符が打たれたとき、負けた悔しさと同時に湧き上がってきたのが、試合に出られなかったことへの反骨にも似た思いでした。

　次の大会は試合に出て、今回以上の成績を残さなければいけない。日本サッカーの新しいステージを作らねば……。

　レベルアップの必要性を痛感し、シント＝トロイデンVVへ。2019年から現在、所属しているシュツットガルトにプレーの場所を移しています。

　この3年半のステップは「最適解」を探し続けた結果だったと思います。この「月刊・遠藤航」でも繰り返しお話しているとおり、サッカーも、自分のキャリアも、生き方も（子育ても！）正解はありません。

　小さな成功を積み重ねて、逆算して、今、何が必要か、どういう決断をすべきか、どんな能力を磨くのか……もっとも、近いだろう道を模索してきました。その「一つの」答え合わせが、今年のワールドカップであり、ベスト8まで到達できるかどうかだと思っています。

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