「人は自分の信じたいものを信じる」

ユリウス・カエサルの有名な言葉ですが、参議院選挙が間近に迫り、昨今のSNS選挙の様相を見ていると強く感じます。

この言葉には、「多くの人は自分が見たい現実しか見ないから、真実を見極めて現実を直視せよ」という意味が込められているのでしょう。

ファクトチェックが大事で、情報が氾濫するからこそ、正しい情報を選別することが重要だといわれています。

ただ最近、真実自体の意味が急速に失われているような気がするのです。そもそも真実に価値はあるのか。真実は正しいのか。

真実が無価値である世界というのは、はたしてよい世界なのか、悪い世界なのか。

と、考えるときりがありませんが……。

さて、シンクロナス編集部では、いま2050年の未来を予測する企画に取り組んでいます。さまざまなテーマで、専門性をもったパネリストを招聘して、議論をしています。

そのなかには、「選挙」をテーマにしたものもあり、今回の参議院選挙の結果を踏まえて議論していきます。配信日などはおってお知らせしていきますので、乞うご期待!

まずは7月20日ですね。

編集・雪