先週末、八重洲ブックセンターグランスタ八重洲店で開催された小説家・天祢涼さんのデビュー15周年、額賀澪さんのデビュー10周年を記念したサイン会イベントに顔を出してきました。さらにいうとグランスタ八重洲店もオープンから1周年のトリプル周年記念イベントだとのこと。
八重洲本店が閉店したのは2023年3月31日。自分がニューヨークに在住している間になるのですが。何度か書籍の出版記念イベントをしたことがあったので、少し物哀しい気持ちになったものです。
それでも八重洲に、そのレガシーを引き継いだグランスタ八重洲店が誕生し、こうしてイベントがまた開催されているのは嬉しいものです。サイン会の列に並んでいるときには、小説家の佐藤青南さんにも遭遇し、少し立ち話をしました。
10年間、小説家を続けるというのはすごいことだなとあらためて額賀さんに尊敬の念を抱きます。そんな額賀さんの10周年デビュー記念作品『天才望遠鏡』(文藝春秋)が7月11日に刊行予定です。
「才能を持った人間なんて、実はたくさんいる。でも、天才は違う。天才は、才能を見つけた連中が、一方的にそう名づけるんだ」

刊行が待ち遠しいです!
編集・雪