AIサービスを使い、SNSで情報を発信する。私たちのこうした行動は、倫理的・法的・社会的にどのような影響を及ぼしているのか? AIやSNSなど先端技術を利用する私たちとELSIとの関係をめぐって、哲学、特に概念工学を専門とする鹿野祐介氏の論考をお届けする。(全3回)
ELSIは誰の問題か(全3回)
- 【第1回】SNSやAIを利用する私たちが「倫理的・法的・社会的な課題」と無縁ではない理由
- 【第2回】倫理的なAI?社会的に望ましい活用? なぜ先端技術をめぐる問題はわかりにくいのか
- 【第3回】「自分には関係ない」では済まない。最先端技術のELSIは私たち自身の問題だ
鹿野祐介
大阪大学COデザインセンター特任講師。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。同大学社会技術共創研究センター(ELSIセンター)を兼担。専門は哲学/概念工学。ELSIセンターでは、責任ある研究開発に関する実践研究とELSI人材の育成開発に取り組んでいる。共編著に『ELSI入門』(丸善出版, 2025)、訳書に『デジタルテクノロジーと時間哲学』(丸善出版, 2024)などがある。プロフィール詳細