まず、配信が1日遅くなってしまい、すみません!
16歳4か月。
この年齢で、6万人を超える観客が入った国立競技場のピッチに立つだけでもすごい。しかも、J1の開幕戦。相手は鹿島アントラーズ。そして開始7分、ゴールまで決めてしまいました。
横浜F・マリノスの三井寺眞選手。
スタメン出場でJ1開幕戦の最年少出場記録を大幅に更新し、そのわずか7分後には自ら先制ゴールを決めました。
「16歳だからすごい」というだけではありません。18分には、ハイボールをヒールで浮かせるようにコントロールし、そのまま相手をかわして突破。得点につながるプレーまで見せました。
これだけの大舞台で、物怖じするどころか、試合の主役になってしまった。ここに一番驚きました。
最近の日本サッカーを見ていると、「若手」という言葉の意味が少し変わってきた気がします。以前なら20歳、21歳でも十分に若手でした。でも今は、10代でJリーグに出場するだけではなく、結果を残し、その先にはすぐ海外がある。
久保建英選手が15歳でJリーグデビューを果たしたときは大きなニュースになりましたが、今では10代の選手がトップチームでプレーすること自体、決して珍しい光景ではなくなりました。
三井寺選手がこの先どんなキャリアを歩むのかは、まだ分かりません。一試合だけで将来を語るのも早すぎます。ただ、秋春制元年の開幕戦で、これだけのインパクトを残したことには、少し象徴的なものを感じます。
先週のシンクロ通信では、「秋春制はJリーグを世界に近づけるのか」と書きました。世界との移籍時期のズレを小さくし、若い選手が世界へ挑戦しやすい環境をつくる。それも今回のシーズン移行が目指すものの一つです。
その新しいJリーグの最初の大舞台で、2010年生まれの選手がいきなりゴールを決めた。新しいシーズンの始まりに、新しい世代が出てきたのです。
2030年ワールドカップのとき、三井寺選手は20歳。そう考えると、ちょっと楽しみになってきます。