欧州組が見せた「オートマティズム」の原点 岩政 そういう面で言うと、他でのシーンとか気になったこところってあります? 日本の2試合とかでいくと。 坪井 ビルドアップのとこですよね。柴崎選手が降りてきて、3枚の・・・まあ相手が2トップで、コロンビアもボリビアもきてましたけど。 岩政 はい。 坪井 柴崎選手が降りて、作って、中に入ってきて、サイドバック高い位置取ってっていうようなビルドアップがあったんですけど。 じゃあ具体的にこの3対2を剥していった後にどういうふうにいくのかっていう、このオートマティズム、自動化って言うんですけど、1人の選手が、たとえば乾選手が中に入ってくるとした時に、じゃあこのサイドバックの選手の高さどうなのとか、この背後の選手の動きどうなのとか、調整。まあ香川選手はけっこう・・・で、ボリビア戦は、僕が見たのは、この香川、乾が足下で、宇佐美はちょっと高い位置の深いところの中に入ってきて、この3人でゲームを作ってたように見たんですよね。 ここの選手は入れ替わりながら立ち代りながらやってた感じがしたんですけども、ここからの・...