開幕したプロ野球。平石洋介にとって2シーズン目の「評論家」業がスタートします。

 今回は2026年の順位予想とともに、3月31日に行われた「探球論Live#3」から開幕3連戦から見えた注目ポイントをご紹介します。

次回「探球論Live#4」は4月13日18時~!
「スタートダッシュ成功はどの球団?」/「注目選手はまさかの……」etc.

1・2026年セ・パ順位予想

パ・リーグ

1位 北海道日本ハムファイターズ
2位 福岡ソフトバンクホークス
3位 東北楽天ゴールデンイーグルス
4位 埼玉西武ライオンズ
5位 オリックス・バファローズ
6位 千葉ロッテマリーンズ

セ・リーグ

1位 阪神タイガース
2位 横浜DeNAベイスターズ
3位 中日ドラゴンズ
4位 読売ジャイアンツ
5位 広島東洋カープ
6位 東京ヤクルトスワローズ

2・プロ野球開幕3連戦の振り返り

――セ・パともに開幕3連戦が終わりました。まず雑感を。

平石 ついに始まりましたね。
 まだたった3試合ですけれど、色々ありました。僕はオリックス対楽天の試合を2日間解説していたのもあって、他の試合をフルでは観られていないんのですた……セ・リーグで言えば(下位予想をしていた)ヤクルトが3連勝、カープも3連勝しましたね。

 失礼な言い方ですが、特にヤクルトはびっくりですね。

 ジャイアンツと阪神は2勝1敗ですか。阪神の強さは最後に見えました。パ・リーグもホークス強かったですね。

――先にセ・リーグです。ヤクルトと広島が3勝0敗。特徴的だったのは、その6試合全てが僅差だったこと。カープ(対中日)に関しては6対5、2対1、1対0と全部1点差。ヤクルト(対DeNA)も3対2、5対2、5対3でした。

平石: 打順の組み方も面白いですよね。2番にサンタナ、3番に若い子(捕手を入れる、初戦・3戦が古賀優大、2戦目は20歳の鈴木叶)を入れたり。僕は全然ありだと思います。

――下馬評が高くなかったチームが、開幕3連勝するというのはシーズンにどのような影響を与えますか?

平石: 力が少し劣ると見られているチームが出だしでつまづくときついです。まだ3試合ですが、最低でも5割や貯金がある状況でスタートしないと、いきなり連敗でスタートすると本当にきつくなると思います。力があるチームなら落ち着いて巻き返せますが、その差はあるでしょうね。

―― そういう意味では、最高の第一歩ですね。

平石: 最高の3連戦でしょう。去年のロッテのようなこともありますが(ホークス相手に3連勝)

 以前解説したところで「開幕3連勝するとかなりの確率で優勝する」というデータがあると言っていましたけれど、去年ロッテが外れたので……(笑)。あくまでデータですが、面白いですね。

 広島もさすがだと思いました。3戦目に栗林(良吏)が、高橋宏斗に1対0の完封。高橋宏斗もいいピッチャーでなかなか点が取れない中、最後まで0点に投げ切ったのはすごいなと。

 3連勝は貯金3。2勝1敗なら貯金1。全然違います。最高の滑り出しですね。

――(栗林投手は)先発転向していきなり完封という。

平石: オープン戦で本人が「先発の中で一番出遅れている」とコメントしていましたが、栗林はトヨタの後輩なので頑張ってほしいなと思っていたところ、最高のピッチングをしましたね。

「打順」の新潮流

―― 3番、4番あたりに今までと違うタイプの選手を入れたりしていますね。古賀(ヤクルト・古賀雄大)捕手もバッティングいいですね。

平石: 僕は「4番が一番いいバッターだ」とは思っていないタイプなので、いいのですが、当たるか分からんけれど当たれば飛ぶというバッターより、確率が高いバッターや色々なことができる選手がいたほうが打線が繋がる気がします。

 上位に(良い打者を)置いたほうが打席数は圧倒的に多いですし。

 下位打線が弱くなるという人もいますが、上に集めたら下が弱くなるのは当然で、下でちょこまか作戦ができればいい。4番イコール長打という考えが全てではない気がします。

 ジャイアンツもキャベッジを1番にしたり、柔軟性が出てきて色々なものが変わってきているのはいいことですね。

 このあたりって新庄(剛志)監督の影響も...