いつもシンクロナスをご覧いただきありがとうございます。シンクロ通信日曜日担当の望月です。2月ももう半分が過ぎました。早いです!

 少しずつ正月を忘れ、いつも通りの疲れが戻ってきているのではと思います。それでも年始に思い描いた1年にしようと、休みたいと思いつつ「何かをしていなければならない」と義務感に囚われてしまうこともあるかもしれません。

 そんなときにオススメな漫画が『姫様“拷問”の時間です』という作品です。

 

 魔王軍が捕らわれた姫様から敵国の情報を引き出そうと拷問をするというお話。とざっくりな説明とタイトルだけでは誤解されそうですが、ジャンプ+で連載していたギャグ漫画です。

 この漫画の拷問は、美味しいものや楽しいことを通して、情報を聞き出すという天の岩戸的な内容です。

 例えば、第1話は美味しいトーストを目の前で食べるという拷問に姫様は屈します。

 似たような流れがほぼ毎回続きますが、まったく飽きないです。むしろこんなにも忘れてしまっている楽しいことがたくさんあるのかと、ハッとさせられてばかりです。旅行中のビジネスホテルで食べるコンビニ食や、高速道路の小さなサービスエリアで食べる自動販売機のそばが美味しいみたいな、どこかエモさを感じる回も魅力です。

 とにかく人の優しさがつまった漫画です。

 その上で、たまに今回の通信のテーマとしてあげたような、義務感や焦りを感じているときに刺さる言葉がちりばめられていることが個人的に大事な特徴です。

 温泉に入りながら、木陰で寝ころびながらぐらいの軽い感じで、忘れがちだけど大事な言葉を言ってくれます。

 言葉というと、どうしても金言であったり、共感性をイメージしてしまいますが、そこまで人に向けられた発言ではありません。ただ色々なことに押しつぶされて忘れてしまっていることを思い出させてくれる言葉です。

 やらなきゃいけないことはあって、それに義務感を持つことは悪いことではないと思っていますが、日常があると思い出させてくれる作品があると個人的には良いなと思っていて、自分にとってその1つが『姫様“拷問”の時間です』という漫画です。

 先にも書きましたが、笑えて癒されるポップな作品です。よかったら手に取ってみてください。