冬こそ、おうち時間
わたしの住む金沢は久しぶりの雪景色になりました。
窓の外が真っ白になり、景色が一変すると「そうだ、ここは雪国だったんだ」と、はたと思い出し、その美しい景色に毎回心を奪われています。
雪はしんしんと音も無く降り積もり、普段の景色を隠してしまうのですが、同時に、普段の“音”も雪の中に消していきます。
つまり、音が無くなるのですが、家にいても、外から聞こえてくる“車が走る音”とか“ノイズ音”だとか、いつも無意識に耳に入ってくる生活音が消えてしまうのです。
だから、雪が降る夜は本当に静か。「明日は雪かきが大変だろうなあ」という心配も忘れてしまうくらい、この静寂に包まれる時間にいつも癒されています。
雪がたくさん降ると、外が寒いからこそ、お家時間がよりいっそう大切に感じられるんです。寒い季節のいいところだなあと思います。
というわけで、今回は冬の幸せ、温かいお家の中で楽しむ、晩酌時間の定番おつまみについてご紹介させてください。
【わが家の簡単・定番】晩酌おつまみレシピ紹介します
◎揚げ焼き銀杏
まず、わが家の冬のおつまみと言えば「揚げ焼き銀杏」です。
わたしは、銀杏割の器具「ぎんなんくん」を長年愛用しているのですが、冬はほぼ毎晩、銀杏を割っているので、どのくらいの力加減で挟めば、失敗せずに殻が外せるか、コツが分かるように。
割ったあとは、油を少し入れたフライパンで加熱します。すると、銀杏に火が通るくらいで薄皮がつるんと剥けてくるのです。これがちょっとした快感。とても気軽な銀杏の揚げ焼き方法でお気に入りです。
揚げ焼きした銀杏は、塩をぱらりとかけて食べるもよし、珍味(塩辛やへしこ)で和えてもよし。「ザ・木の実」という見た目も可愛らしさも好きで、わが家のスタメンおつまみなのです。
◎昆布締め
次に、「昆布締め」。
昆布締めは大好きなので年中食べますが、この季節、お正月には昆布締めを必ず食べるので、その後、取り憑かれたかのようにエンドレスで作っては食卓に上がることになります。
もともと、お刺身好きなので、それを保存しながら毎日ちょっとずつ食べられるのが幸せで。メインのおかずではなく、何日かかけて少しずつ食べる、おつまみの一品としていただきます。
昆布の塩分でお刺身の水分が程よく抜けて身が締まり、さらには昆布の風味もお刺身に移って、極上なおつまみとなります。
わが家は、ビンチョウマグロのお刺身を柵で買ってきて昆布締めにすることが多いです。理由は解凍のお刺身なので(わが家の買うビンチョウマグロが)比較的お値段がお財布に優しいから。
そのままお刺身でいただくと、「ちょっと水っぽいかな」というお刺身でも、昆布で締めてしまえば極上の一品に生まれ変わるのです。
昆布締めの作りかたはとてもシンプル。...
