
灯りがくれる「小さな安心」と「暮らしの快適さ」
日が暮れるのがすっかり早くなり、灯りをつける時間もそれに従ってじわじわと早くなってきました。
薄暗くなってきた部屋の照明をつけるとホッとします。今日が終わっていくのをしみじみと感じながら、「やっぱり、わたしは灯りをつける、この時間が好きだなあ」と、毎日の小さな楽しみに心を傾けています。
実は、子どもの頃は“ド”がつくほどの怖がりで、暗闇が恐ろしくてたまらなかったのですが、部屋でもトイレでもお風呂でも、灯りをつけたら怖さが和らいでホッとしたのを覚えています。だからなのか、暗闇にポッと灯りがつくと、心が安らぐような、温かい気持ちになれるのです。
火があると安心する、そんな人間が大昔から感じていた安心というか、自分の中にあるであろう、太古の部分がそう感じている気がして。灯りっていいなあと思います。
というわけで、インテリアの中でも照明は、好きなもののひとつ。今回は、わが家の照明あれこれについてお話ししたいと思います。
3つの部屋で愛用中の照明と配置アイデア
灯りひとつで、家の空気がガラリと変わると思うのです。温かい灯りだと、自分の気持ちも温かくなるように。
まず、わたしが、家の照明で大切にしていること、それは灯りの“立体感”です。
灯りをつけた時に、そこにある家具や壁、モノに陰影ができて、その場所に奥行きが生まれるのが好きなのです。ムーディとでもいうのでしょうか。
光の作用で、空間に立体感が生まれ、パアっとその場が華やかになるような気がして。灯りが作りだす心地よさを大切にしたいなあと、そんなイメージで照明を配置しています。
それでは、実際に、わたしの灯り計画をご紹介しますね。
リビング:夜を心地よく特別な空間にする工夫
食卓があるリビングは、ペンダントライトとスタンドライトの2個使い、プラス裸電球の灯りもおまけで。計3つの照明で照らしています。それぞれ明るさや照明の高さに違いをだして立体感アップを狙っています。
なんと言っても夜は、晩酌を楽しむための大切な時間ですから。

メイン照明はスタンドライト。リネン生地のシェードを通して光る灯りがお気に入りです。比較的明るめの電球ですが、スタンドライトなので直接電球を目にすることなく、やさしく明るく食卓を照らしてくれます。
こちらは「スタンダードトレード」のもので、...
